ねずみ駆除完全マニュアル

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ねずみによる停電被害

ねずみに侵入された家屋では柱や家具、そして最悪の場合は電線までも齧られ、停電が起こるといった被害が生じます。実際、停電事故のおよそ20%は小動物の接触が原因で、そのうちの60%はねずみが引き起こしていると言われています。ここではそんなねずみ被害の例を紹介しましょう。

被害事例1

家屋の中にねずみが侵入すると食料が食い荒らされていたりしますが、そんなことよりももっと深刻な被害が生じます。
ねずみの歯は「一生伸び続ける」という特徴があります。そのため、固いものを見つけると歯を充ててかじりながら削っていくという習性があるのです。柱や家具、そして電線までもがかじられるのはそういうわけです。そうして電線を噛み切ってしまい、結果ねずみは感電死。家屋は停電という有様になるわけです。
実際、停電事故のおよそ20%は小動物の接触が原因であり、そのうちの60%はねずみが引き起こしているというデータもあります。停電だけならばまだ良いですが、最悪の場合火災が発生する可能性すらあります。
このように、ねずみは家にとって百害あって一利なしの存在です。速やかに処置を施す必要があるわけです。

被害事例2

東日本大震災の悲劇でも知られる福島原発もねずみの被害にあっています。
2013年3月18日の19時頃、セシウム吸着装置「キュリオン」や高温を発する使用済み燃料プールなど、9つの設備がほぼ同時に停止しました。そこで東京電力が原因解明を行ったところ、仮設電源盤下の床に体長約15cmの黒焦げ状態のねずみの死体が見つかったのです。この後、東京電力は事故についてねずみの接触が原因だと発表しました。
傷んでいたとはいえ原発を停めるとは、ねずみの被害も深刻です。また海外でも、猫に追われたねずみが発電所の高圧電線に触れ、停電したという事例があります。ちなみに復旧までに3日かかったそうです。たかがねずみ、されどねずみ。インフラにまで悪影響を与える、大きな脅威となりうるのがねずみです。