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豆知識

超音波装置ってなに?ねずみ駆除のための超音波は効果があるの?

2019.10.16

家屋内にねずみが侵入し食品をかじられることや糞などの被害がある場合、ねずみの駆除を検討するかと思いますが、業者に頼らずに自分で駆除をする場合にはねずみの駆除の方法にも殺鼠剤や毒餌、罠などさまざまな商品を使った方法があります。
その中でもこのページでは、超音波を利用した方法でねずみを駆除する方法をご紹介します。ねずみ撃退の超音波装置は、評価が分かれているのは確かですが、条件によっては効果があることが明らかになっていますのでこれを機に検討してみてはいかがでしょうか?
超音波とは何か?ねずみ撃退に効果的なのか?といったことをご紹介します。

超音波とは?

そもそも超音波とは何なのでしょうか?超音波は、音の種類の一つで、人間の聞き取ることのできる音よりも幅広い音で音の高さや低さを表す周波数の20kHzを超える「人間の耳には聞こえない音」と定義されています。ちなみに、人間が聞こえる範囲の限界は23kHzで、それを超えると聞こえなくなります。

良く使われている超音波を用いたものとして魚群探知機や、医療診断装置などで応用されており、これがねずみ駆除のための装置にも利用されています。周波数が高ければ高いほど鋭くなるということが明らかになっています。

ねずみ撃退に超音波は効果があるの?

これは、条件や環境によってはねずみに効果があるというのが結論として言えます。

まず、超音波がねずみを撃退する根拠は、ねずみの聴覚の感度の良い周波数帯の超音波を大音量で照射することでねずみに強い嫌悪感を与え、家から出てもらうというのが基本的な考え方になります。

また、ねずみが聞きやすい周波数帯は20kHzから50kHzとなっています

人間でも大きな騒音に耐えられないと耳をふさいだり、音よけるために避難したり、という発想です。

また、超音波を使ったねずみの忌避実験によると、かごに入れたねずみに超音波を放射して観察したところ、ねずみの行動が止まったりねずみが耳をしきりに動かしたり、ねずみの変化が顕著にあらわれた後、食事の摂取量が前日よりも減少したという結果が明らかになっており、この結果からも超音波はねずみに大きな影響を与えていることが忌避実験の結論としてわかりました。

ねずみに有効な超音波としては、大音量であることや、ねずみが嫌がる周波数を若干変えながら複数の超音波を与えるという方法によって、大きなストレスを与え、ねずみ退治に繋がります。

ねずみ撃退用の超音波装置の特徴

それでは、どのような超音波装置がねずみに効果的なのでしょうか?ねずみに効果のある超音波装置の特徴と、効果がみられない超音波装置の特徴を合わせてご紹介します。

ねずみに効果的な超音波装置

ねずみに効果的な超音波装置の特徴は以下のようになります。

・音の大きいタイプのもので、100dB以上出ると良い

dBは、デシベルという単位で、音の大きさ(音圧)の単位のことです。

人が会話する声量はおよそ60dB程度と言われています。

超音波なため、大音量でもねずみには聞こえず、人間だけに聞こえるため音が大きい製品を選ぶようにしましょう。

・周波数帯が20kHzから50kHzの範囲で、周波数が変動できるもの

超音波の放射にパターンを持たせることによって、ねずみが超音波に慣れないようにします。忌避効果の高い周波数であっても、一定の周波数を放射し続けてもねずみは超音波に慣れてしまって撃退どころか、再びねずみがあらわれて、住み着くようになります。

・複数台設置できるタイプ

一台だけからの放射だと、上記の音の大きさが届きにくくなり、ねずみにダイレクトに音が伝わらない可能性がありますので、複数台をねずみに効果のある場所に設置することで撃退できるようになるでしょう。

ねずみに効果のない超音波装置

一方、ねずみに効果のない超音波装置の特徴は以下のようになっています。

・音が小さく、100dB以下

・周波数帯が20kHzから50kHzの範囲外で、周波数が一定

ねずみに効果的な周波数帯で、効果的な周波数の範囲内で変動しながら、なおかつ、音が大きいものがねずみに効果があるとされています。

なので、この条件ではない超音波装置を利用しても、あまりねずみに効果がないでしょう。

例えば、YouTubeなど投稿されている動画で周波数の音を聞いても、ねずみには効果があらわれにくいと考えられますが、まずは試してみても良いでしょう。

ねずみ撃退用の超音波装置を選ぶなら?

ねずみ撃退用の超音波装置ですが、実際に効果があるか不安だという方から、すぐにでも導入したいという方までさまざまな方がいらっしゃるかと思います。そこで、ねずみ撃退用の超音波装置の効果に疑問を持つ方から導入したい方に向けて、それぞれおすすめの超音波装置をご紹介します。

超音波を放射するアプリで試す

科学的に根拠があるとわかっていても、ねずみ撃退に疑問を持つ方も少なくありません。

そんな方には、コストのかからないスマートフォン用の超音波アプリをおすすめします。この超音波アプリでは人間にも聞こえない超音波をねずみが嫌がる周波数帯の音を出してくれます。ただし、音が小さいと効果はありませんので、スマートフォンのスピーカーではなく、別に音の大きな音が出るスピーカーをスマートフォンにつなぐことで、大音量で周波数を放射できるでしょう。

実験的に低コストで試してみたいという方は、スマートフォンアプリでまずは試してみましょう。

多機能タイプの超音波装置を選ぶ

先ほどご紹介した大音量、周波数を変動できる、複数台設置可の他にも超音波と併用して人間には無害でねずみには効果のある電磁波を発するタイプの装置もあります。電磁波だからと言って、家電や犬や猫にも影響がありませんが、ハムスターやモルモット、リス、昆虫などを飼育している場合には使用はお控えください

電磁波がなければ効果がないというわけではなく、多機能で電磁波を出すものもあるということも選択肢としてお考え下さい。もちろん超音波だけでも効果はあり、ねずみに有効です。

超音波装置の使用上の注意点

超音波装置は、人や家電などには影響がなく優れていますが、使用する際には注意する点がいくつかありますので、まとめてご紹介します。

・超音波は障害物に弱い

超音波、障害物に弱く、壁や板を通り抜けることはできず、障害物を跳ね返って家の隅々まで超音波が行き渡ります。そのため、ねずみの居場所から離れたところへ超音波装置を設定していても、効果が薄くなる場合がありますの。なので、ねずみの巣や居場所を特定してから近くに設置することをおすすめします。

・ペットに注意が必要

犬や猫、人の赤ちゃんには超音波は問題ありませんが、げっ歯類(ねずみ、ハムスター、モルモット)、昆虫、リス、うさぎなどを飼育している部屋では使用しないようにしてください。

・ねずみがいなくなる期間にはばらつきがある

超音波を放射し始めてからねずみがいなくなる期間にはばらつきがあります。1週間から3週間程度の間、ねずみは騒音に対して身構え、混乱をしながらも生活をします。さらに、超音波が行き渡らない場所へ避難し、そこで生活を始めますが、餌がなく環境がよくないため諦めて逃げ出していきます。

なので、設置してからすぐに効果があらわれるというわけではありません。また、ねずみが混乱している最中なので、他の駆除に使える罠なども効果的なため、毒餌や粘着シートなど併用してみることをおすすめします。

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