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豆知識

ねずみの糞の見分け方や見つけたときの対処方は? 

2019.10.16

普段生活をしていて台所や押し入れなどで「小さい糞を見つけてしまった」ということがあった場合、それはねずみの糞の可能性があります。
ねずみは、家の中に侵入するとさまざまな場所を動き回り、台所や押し入れ、屋根裏などで糞をします。
ねずみに限らず糞の発見は見た目やニオイなど非常に不快感があり、日常生活にもストレスが生じるだけではなく、ねずみの糞には人間に有害な病原菌が潜んでいます。
この記事ではドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類のねずみの糞についての特徴と、間違えやすい他の害虫・害獣の糞の見分け方や特徴、ねずみの糞の処理の注意点や触れてしまった際の消毒方法などをまとめてご紹介します。

3種類のねずみと、糞の特徴とは?

国内の家や民家などに侵入するねずみは主に「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の3種類に分類されます。

まずは家に侵入したねずみはどのような種類なのかを確認しましょう。

・ドブネズミ

ドブネズミの大きさは10cmから25cm程度で、色はこげ茶灰色に分かれます。どう猛な性格であり、台所や床下、下水道などの湿った場所に巣を作り、たんぱく質の多く含まれている食べ物を食べます。高いところが苦手で、床などに巣を作ります。

1階にある飲食店によく出現し、高いところが苦手という特徴があります。

糞の特徴ですが、糞の大きさは1cm から1.5cm程度で、先がとがっていて太く、狭い範囲に何個か落ちていています。

・クマネズミ

クマネズミの大きさは14cmから20cm程度で、ドブネズミほど大きくはありません。色は黒色、黒褐色に分かれており、警戒心の強い性格で罠や殺鼠剤の耐性があります。クマネズミは高いところが平気で運動が得意なため、天井裏によく出現します。

糞の特徴には、糞の大きさは1cm程度で、動きながら排せつをするためあちこちに細長い糞が落ちています。もし糞の場所が一定ではなくばらばらに落ちていたらクマネズミの可能性が高いです。

・ハツカネズミ

ハツカネズミの大きさは6cmから10cm程度で、色は褐色黒色に分かれており、好奇心の強い性格で、生息する地域としては自然環境に近い倉庫や物置、田畑などにある建物に巣を作ります。一般的な家にも忍び込みますが、特に小さな隙間などで糞をしている場合、それはハツカネズミの仕業と考えて良いでしょう。寒さに弱く、冬場に建物に避難してくることがあります

糞は、0.5cm程度と小さく、両端がとがっています。

ねずみの糞と間違えやすい糞に注意

家の中で動物の糞があっても、それがねずみだと特定するのは難しいですよね。そこで、家屋内に住み着く生き物の糞の特徴をご紹介します。

・コウモリの糞

コウモリの糞は1cm程度で、細長い形をしており、昆虫を食べているたべ水分のない糞でパサパサとしています。クマネズミの糞とよく似ているため間違えやすいですが、コウモリの糞は1か所に糞の山ができているため、この特徴を知っておくと間違えません。クマネズミの糞はバラバラの場所に落ちています。

・イタチの糞

イタチの糞は6mm程度と小さく、天井裏でよく糞をします。天井裏に物音がする場合、イタチの可能性も視野に入れておきましょう。また、イタチは肉食のため、糞のニオイが相当ひどいため、強烈なニオイがある場合イタチの可能性が高いです。

・ゴキブリの糞

ゴキブリの糞は1mmから2.5mm程度の大きさで、ねずみの糞と比べると非常に小さいです。

ゴキブリは隙間があればどこにでも侵入しますので、棚やタンスなどで糞がある場合ゴキブリの可能性が高いです。

・カマキリの糞

カマキリの糞は5mm程度で、ねずみの糞に似た特徴があります。

昆虫が主食で、食べた昆虫の色と同じ色の糞をするため、ねずみの糞の色とは若干異なります。

主に秋にカマキリを見かけることが多くなるため、秋に家でカマキリを見たら糞を確認してみましょう。

ねずみの糞を見つけたらどうしたらいいの?

初めて家でねずみの糞を見つけた場合、2つのことについてやってもらいたいことがあります。

それは「ねずみの種類の特定」「ねずみの侵入口の特定」です。

ねずみの種類の特定に関しては、前半でご紹介した通り、発見した糞の形状でねずみの種類がわかりますね。

それではねずみの侵入口をどのように特定したら良いのでしょうか?

主に家に侵入するねずみの種類はクマネズミの可能性が高いですが、クマネズミは、500円硬貨サイズの穴を通過するほどで、約2cm程度の隙間を侵入してしまいます。

家にある隙間を全て塞ぐのは難しいとは思いますので、侵入しやすいポイント等をご紹介します。

・洗面所やトイレ

洗面所やトイレの設置する際の穴を通って侵入することもあります。

洗面所の裏の配管などから通ってきてパイプをかじって突き破り、隙間を広げるなどの被害もみられます。

・キッチン

キッチンは壁や床下と繋がっていることも多く、ねずみの侵入経路になりやすい場所となっています。

ガス管や排水管などの経路に2cm程度の隙間があれば、すぐに侵入してキッチンに収納している保存食などを食べてしまう被害も多くみられます。

その他にも、床下の通気口、エアコン室外機、壁の裂け目、換気扇、屋根と壁の隙間など、小さい穴や隙間があれば侵入してきます。

ねずみの被害が出る前になんとか対処したいところですよね。それでは、侵入したことに気づくにはどうしたら良いのでしょうか? ラットサインという侵入したことを見分ける方法がありますのでご紹介します。

実は糞でねずみの種類を見分けるということもラットサインのひとつとなっています。

・その他にも……

壁や床が一部黒ずんでいることが挙げられます。この黒ずみには、足跡や身体が壁や床に擦れる際に黒ずみが発生します。これでどこから侵入してきたかわかりますよね。もし黒ずみが薄く判別しにくい場合には、その場所の周囲などに小麦粉などをまいておくことで、足跡が判明しますので、ねずみの侵入口や痕跡がはっきりします。

ねずみの糞の処理方法そのものはかんたん!

糞を見つけたら、キッチンペーパーやティッシュを何枚も重ねて厚くして取り除き、ビニール袋などへ捨てます。

その後、濡らした不要な布や雑巾などで糞のまわりにあるごみやほこりも綺麗にふき取ります。

最後に、アルコールティッシュなどの除菌や殺菌ができるタイプの道具を使って糞があった場所をふき取ります。掃除用の除菌スプレーなどでも効果があります。

もしカーペットなどに糞があったとしてもカーペットは捨てなくても大丈夫です。糞を取り除いた後にアルコールなどで染み込ませて抑え拭きをするとその後もカーペットは使えます。

これだけは守ろう!ねずみの糞の処理の注意点

ねずみの糞には人に有害な病原菌が多く潜んでいることが明らかになっています。そのため、人に付着しないようにも素早い糞の処理を行う必要がありますが、処理する際にもいくつか注意点が必要です。

・絶対素手で触らない!

ねずみの糞の中にはサルモネラ菌やレプトスピラ菌など、発症すると危険な症状になるような原因の病原菌が糞の中には含まれています。

素手触り、菌が付着した手で食器や食べ物に触れると口に運んでしまう可能性が高くなってしまいます。

必ずゴム手袋とマスクを着用し、処理を行います。

もし糞を手で触ってしまったら、水と石鹸でよく手を洗えば十分です。不安な方はその後アルコールで消毒をすると良いでしょう。

・掃除機を使わない

糞を掃除機で吸ってしまうと、掃除機の内部で糞が分解され、病原菌まみれの空気が掃除機の外へ飛散してしまいます。それを人が吸い込んでしまうと、病気を発症するおそれがあります。

掃除機を使うと自分だけではなく家族までもが病気を発症させてしまう可能性を大きく上げますので、使用しないようにしておきましょう。

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