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豆知識

クレームでは済まない!飲食店の脅威となるネズミの病原菌

2019.03.28

病原菌を体に纏っているネズミですが、フンや尿にもウイルスは潜んでおり感染症の威力は人命を奪う程。人体へ直接取り込む食事を提供する飲食店では、クレームでは済まされないネズミによる感染症の危険性やリスクについて十分に理解しておきましょう。

不衛生極まりない野生のネズミ

ペットショップで販売されているネズミ類はとてもキュートでなつくことから好印象を持たれ人気沸騰中ですが、道路を横切る毛並みがボサボサの野生のネズミは可愛いものではありません。ドブネズミは不衛生な下水道を棲み処とし、クマネズミやハツカネズミも道端を徘徊しており体にはダニ・ノミや菌が大量に潜伏しています。

そんな野生のイエネズミは人家だけではなく、レストランや居酒屋にラーメン屋といった飲食店にも侵入。人の食料を漁り唾液を付着させ、調理器具や食器類にも体を接触させるだけではなく糞尿をまき散らして歩き回ります。

ネズミの菌は糞尿に触れるや、媒介しているノミ・ダニを介しての感染症、死骸が腐敗しホコリと一緒に舞うことで空気感染も引き起こします。ネズミ本体と接触した身に覚えがなくても体調不良を感じ命の危険を招いてしまうため、料理を振る舞う飲食店ではネズミ対策や駆除は敏感にならなくてはいけません。

ネズミの菌が招く病気の種類

ネズミの病原菌は感染すると下痢や嘔吐、発熱に倦怠感と症状は様々で、病院での抗生物質の投与などの治療で解決するものから致死率が高いものまであります。

しかし、免疫力の低い子供や高齢者に妊婦さんは命に関わる危険なウイルスとなるので注意が必要です。

食中毒で有名なサルモネラ菌はネズミも保有しています。サルモネラ菌は食品の十分な加熱調理で防ぐことができますが、加熱処理を行わないトッピングの容器などに菌が寄生している場合は感染拡大に繋がり、腸チフスやE形肝炎の危険もあります。

他にも、ネズミの排泄物や唾液の菌が紛れ、汚染された水や土壌でも感染するレプトスピラ症やワイル病。ホコリやチリを吸い込む事で起こる致死率が高いハンタウイルスは、見えない恐怖となり人間に襲い掛かります。

尿は異臭を発しますが、水回りでは尿や唾液は気づかない事もありますので、食器は見間違えの危険を未然に防ぐために水気を取る。調理道具は一度洗うように心がることも対策方法の一つです。

そして、ネズミが媒介するノミやダニに刺されるや噛まれる事で発症するのが、ツツガムシ病とペスト(黒死病)。どちらも高熱や身体の激痛など症状が重いのが特徴です。

ネズミに噛まれることで鼠咬症という感染症にかかりますが、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。

ペストやハンタウイルスは今では日本の感染報告はありませんが、海外での症例が存在します。いつ危険なウィルスを保有したネズミが、海外からやってくるか分かりませんので油断は禁物です。

ウイルス以外の恐怖

ネズミが媒介する病原菌は恐ろしいものですが、ネズミに噛まれた電気系統のケーブルショートによる火災やネズミの糞をエサとしてゴキブリの大量発生などネズミの存在は飲食店にとってメリットはありません。

また、1度客前に姿を現わせばその場はクレームで収まるかもしれませんが、SNSや口コミによる拡散でお店の評判はガタ落ち。閉店を余儀なくされる可能性もあります。

もし、ネズミを1匹でも見つけたら被害拡大を未然に防ぐために、早急に防除してくれるプロのネズミ駆除業者へ依頼することをオススメします。

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