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豆知識

ネズミ駆除費用の相場はどれくらい?料金が安すぎるとリスクが高まる理由

2019.03.28

ネズミ駆除をお願いする時に一番悩むことが、「費用」ではないでしょうか?
「見積書を出してもらったけど、金額はこんなもののだろうか…?」
「他とも比べてみたいけれど、その都度調査してもらうのも面倒だし…」

ネズミ駆除の業界では、被害内容や駆除方法、保証内容によっても費用が変わっているようです。

お客様からすれば、ネズミ駆除にかかる費用はできるだけ安いに越したことはないでしょう。

しかし、安さだけで安易に依頼したことで、駆除後もいくつかの問題が再発生し、追加の費用が生じたといったケースが後を絶ちません。

ネズミ駆除はハチを駆除する場合と異なり、1ヶ月や2ヶ月は定期的な監視と駆除作業が必要となります。そのため、数千円で尚且つ1回の作業で完了しないのが、ネズミ駆除の基本です。

このページでは、ネズミ駆除費用のおおよその相場感と、安すぎることによってどんなリスクが高まるかについて、業者を選ぶポイントを交えながらご紹介したいと思います。

ネズミ駆除の全国的な相場はどのくらい?

ネズミ駆除の相場は、他の駆除と比較して駆除期間や内容が状況によって大きく異なるため、確実な金額を算出することは難しいです。

また、ネズミ駆除業者や関連企業が加入するネズミ駆除協議会など、独自の協会が立ち上がっているものの、費用相場に関する情報は提示されていません。

こちらで複数のネズミ駆除業者から比較した場合、一戸建ての場合約10万円~25万円で考えられますので、基本的に10万円台から予算を準備しましょう。

業者のレベルによる価格差

まず、価格の決定要素として大きいものが業者のレベルの差です。ネズミ駆除業界では大きく3つのタイプに分かれるのでそれぞれご紹介します。

 大手上場企業系

おおむね10坪まで4万円前後(1㎡あたり12121円前後)の価格帯です。 事業規模が大きい分、その分経営コストが高めになっていることと、技術料がコストに上乗せされていると考えられます。また、多くは5坪や10坪までは固定料金で、10坪を超えると段階的に料金が上がる方式です。

 地域密着型中規模業者

それぞれの地域において古くから独自ブランドで展開しているネズミ駆除業者です。 おおむね坪あたり6,000円~9,000円(1㎡あたり1,800円~2,700円)の価格帯です。

弊社は全国対応ですが各地域に営業所を置いていまして、地域密着型でもあります。地域密着型中規模業者は、地元に根ざした持続可能な経営スタイルを基本としています。

お客様宅の間取りや被害状況・潜んでいるネズミの種類など、状況に応じて価格を決める場合が多く、大手企業や後述する激安型のようにほぼ一律ではなく、その時々の状況や要望に合わせた価格設定で見積もりを取るのが特徴です。

そのため公式サイト内で公開している料金プランは、あくまで参考料金で簡易的にしていることも多いです。

参考までにネズミメンテナンスの、サイト内では以下のように目安料金として簡易的に定時しています。これだけでは正確な料金はわからない感じですね。

駆除費用の目安(ネズミメンテナンス)

・木造ご住宅のネズミ駆除:10万円~

・集合住宅のネズミ駆除(専有部分のみ):8万円~

・飲食店のネズミ駆除(定期):3万円/月

・ネズミの死骸の処理などスポット対応:8000円~

 ホームセンター&インターネット集客型(フランチャイズ・ブローカー型)

最近では、ホームセンターやインターネットでのネズミ駆除集客サイトをよく見かけるようになり、それらはおおむね坪あたり8000円~(1㎡あたり2424円~)の価格帯と割安になっています。

ただし、このようなネズミ駆除業者のほとんどは、被害状況の軽い場合に算出できる料金を提示している場合や、フランチャイズ・ブローカー型となっています。

フランチャイズ・ブローカー型とは、自社で施工まで行うわけではなく、単に申込みの受付や宣伝だけを行っており、実際の工事は自社ブランドだけでは展開が厳しい小規模業者が下請けとなって担当しています。

ホームページを見ている限りでは自社で施工しているように見せかけていても、実際の工事は委託された別の業者が行っているのです。

それらはおおむね個人経営や少人数経営で、価格が安い分、技術や資格、保証、統一された工事基準やルール、コンプライアンスが大手~中規模業者ほど確かなものではありません。

また、少ない予算で消毒や罠の設置・侵入防止措置など、様々な作業を行おうとしているため、どこかで駆除に抜けが生じやすいです。

ネズミ駆除とは1回で完了させる作業ですが、作業後数か月は経過観察や防止作業などを行い、地道に侵入防止を続けるのが基本です。そのため、格安業者や下請けに丸投げするタイプのネズミ駆除業者は、予算と時間が無いためおすすめできません。

地域の特性による価格差

これに加えて、地域の特性によっても価格が変わる場合もあります。

東京、大阪などの大都市圏は建坪が小さい家が多く、㎡あたりの金額は、自ずと高くなります(どんな小さい家でも施工する上で、最低限の経費と時間がかかるため、あまりに施工単価が低すぎると、赤字になってしまい仕事として請け負えない)。

また、都市圏と郊外、各都道府県で物価も異なるため、地方在住で都市圏のネズミ駆除業者に発注するよりも、同地域から選んだ方が負担を抑えやすいです。

ただ、基本的には業者ごとに設定している料金差や、ねずみの種類や被害内容によって左右されます。

ネズミによる被害の状況で見積もり費用が変わる

ただし、ここまであげた費用の単価は、ひとつの目安として見なければいけません。

さらにお客様のお住いの環境や状況によって金額が上下する場合があるからです。

 建物の構造や侵入口

ネズミは屋根裏や床下など、あらゆる場所へ潜んでいるため、住宅の構造によって駆除しやすさの難易度も変わります。

たとえば、屋根裏に多くのネズミが入っているとして、そこに人や道具を入れることができる空間や入り口があるかにより、難易度が変わります。

また、作業時間や道具の準備も異なり、難易度が上がるほど料金も上乗せせざる得ません。

たとえばマンションの高層階の場合、ドブネズミでは体が大きいため登りにくく苦手ですが、ハツカネズミやクマネズミは、体が小さく登ってくる可能性があります。そのためネズミの種類と、被害箇所に応じて対策を変える必要があるのです。

更に壁の割れ目やエアコンの室外機など、侵入口となる箇所が多い程対策内容が増え、価格に影響してきます。

ネズミ駆除の場合は、住宅に用いられている材料と同時に、侵入口の数や生息場所が駆除作業で重要なポイントです。

 被害の程度

駆除作業時点で、家の柱をかじっていたりフンをまき散らしていたり、大量の子ネズミを生んでいたなど、具体的にどれくらいネズミの被害にあっているかも、費用が変わる大きなポイントです。

特に罠の設置やネズミの侵入口封鎖など、ネズミの行動を塞ぐための作業は非常に難易度が高く、経験と専門技術を保有している技術者でないと駆除が難しいです。

 駆除方法の違い

ネズミ駆除業者は、建物の種類に分けて駆除作業を分けています。飲食店と木造住宅、そして集合住宅の数種類に分けて、駆除作業を請け負っています。

そしてネズミ駆除には様々な方法があり、ネズミの移動ルートを事前に調査し、全て封鎖して一斉に捕獲したり追い出したりする方法もあります。

他にはネズミの移動ルート上に毒性の弱い餌を撒き、徐々に思考を弱らせ一斉に駆除する方法。

更に、侵入口と考えられる箇所を全て塞ぐ、再発防止の作業も含まれています。

以上、このようにネズミ駆除には様々な方法があり、同時に費用を決める要素でもあるため、良識的なネズミ駆除業者であれば、必ず事前にお客様のお宅に訪問し、被害の状況などくわしく調べる事前調査を経て、正式な見積もり費用が提示される流れとなっています。

また、見積もり調査に関しては無料で行うのが一般的で、この時点で高額請求するネズミ駆除業者は悪質業者と判断しましょう。

安さをアピールするネズミ駆除業者は結果的に費用やリスクが高くなる可能性あり

単価の安いネズミ駆除業者と高い業者ではお客様にとってどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?

建物に侵入したネズミだけを駆除できればいいと思いがちです。

実はネズミ駆除業者によってアフターフォローや、駆除・罠設置方法に違いもあり、将来的にリスクが残るケースもあります。

 見積もり内訳が総額のみで提示されている

多くのネズミ駆除業者は、見積もり内容に基本料金と技術料、罠や駆除に必要な材料費などを細かく記載しています。しかし、中には見積もり内容が、工事費用の総額1項目のみで提示する悪質な業者もあるため、注意が必要です。

 ネズミ駆除だけで再発防止策をしておらず再度駆除依頼を行う

ネズミ駆除業者の仕事は、ネズミを駆除しながら消毒作業することと、再びネズミが侵入しないよう罠を設置することや、数か月は定期的にチェックすることです。

しかし、ネズミ駆除業者の中には、再発防止策がずさんで再びネズミ駆除を依頼し、費用が更に掛かるケースもあります。

 事前の現地調査がいい加減におこなわれる可能性

フランチャイズ・ブローカーの激安型業者になると、薄利多売型経営になるため、ひとつの仕事に対しての制限時間を設けざるを得ません。

特にその影響を受けやすいのが、見積もりを出す前に行う、依頼者の自宅など建物や周辺の現地調査です。

この時、簡単に家全体を見回り、家の広さやおおよその被害状況を確認するだけで、屋根裏や床下にも潜らず、ごく短時間で見積もりを出すケースは要注意です。

優良なネズミ駆除業者では、現地調査の段階で床下にも入って細部まで丁寧にチェックし、更に依頼者からヒアリングを行い、侵入ルートやネズミの生活圏を把握します。

おおむね30分~1時間程度かけて細かな被害状況を確認しながら見積もりを作成します。

見積もりだけなのに、そんなに時間をかける必要はないのでは?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、物だけを買って頂くのと訳が違います。

事前の現地調査でしっかりと被害状況と生息環境を確認しないと、ネズミを駆除するための罠設置場所や、侵入口を塞ぐ作業ができません。

現地調査の目的は、単に見積金額を出すためではなく、被害の程度、駆除作業の進め方、ネズミの生息場所と侵入ルート、どこに隠れやすいかなどを総合的に目視調査していきます。

お客様への説明は丁寧か?

現地調査がいい加減だと、被害状況などの調査報告は適当にならざるを得ません。

また、ネズミ駆除作業後の作業報告書を提出しない場合、きちんと駆除を行ったのか、確認しにくくなります。

ネズミ駆除に使用する薬剤は、人間にも影響を与えるタイプもあるため、お子さんや持病をお持ちの方がいないか、特に丁寧にヒアリングする必要があるのです。

そのためお客様への説明の仕方や内容についても、確認してみましょう。

無料保証の責任範囲が狭く期間が短い

ネズミ駆除サービスは、一度駆除したらそれで終わりというものではなく、駆除後に再度侵入を許す可能性があったり、薬剤で処理しきれなかったりといった場合があるため、保証期間中のアフターフォローが不可欠です。

そのため、ほとんどのネズミ駆除業者では駆除作業後1年~5年間の無料保証サービスを付帯していることが多くなっています。

これは、ネズミ駆除と再侵入防止のために1年~5年間は気を付けなければいけないということで、1年未満の場合は注意が必要です。

また、ありがちなのが、そもそも保証内容が履行されない、つまり、万が一ネズミ被害の再発生の際にかけつけてきてもらえないということ。激安型業者の場合、数年後には会社自体がなくなっていることもあるため、保証以前の問題となります。

さらにネズミが再侵入した場合でも発見したネズミだけを駆除し、屋根裏などに潜んでいるネズミの駆除や侵入原因の再調査などは含まれていないケースも見られます。

この場合修理費用は自己負担になるため、新規に再度ネズミ駆除を依頼しているのと同じことになるので、費用負担と被害の2点で大変です。

このように、その場限りのお付き合いだと思って、激安のネズミ駆除業者に頼んだ場合、作業レベルに不安が残るだけでなく、将来的に再侵入リスクが高まり、被害部分のリフォーム費用などで結果的に高くなってしまいます。

安心や信頼性を確保するために、保証内容も同時に比較検討する必要があると考えましょう。

リスクの少ない信頼できるネズミ駆除業者を選ぶには?

ネズミによって起こる被害とは、フンなどをきっかけとした菌の繁殖だけでなく、ネズミを媒介したダニの増殖、家をかじることによって傷がつき資産価値も下げてしまいます。

また、ネズミ駆除は1回で完了させるのが基本ですが、一般的に駆除作業後の2~3ヶ月は頻繁に駆除業者がチェックします。

ネズミ駆除業者とは長いお付き合いになると考え、定期的、長期的なメンテナンス面なども含め、信頼できる業者を選ぶのが重要です。

「駆除費用は安いに越したことはないが、サービスや保証も充実させたい…。」

そのようにお考えの場合は、先ほどの目安を参考にしながら、以下のポイントも注意して比較することをおすすめします。

 ネズミ駆除運営会社の社歴の長さ

長く経営できているということはそれ自体が信頼指標の一つです。粗悪な業者は、長続きせず、淘汰されていくものです。

必ず企業HPなどを確認し、設立年をチェックしましょう。

 ネズミ駆除業者の顔が見えること

最近はどこのネズミ駆除業者も自社のホームページを開設しています。値段だけでなく、その会社の経営方針や実績までじっくり見て、どんな会社なのかを可能な限り見極めましょう。

また、できればネズミ駆除業者の評判や口コミについても、確認できればなお良いです。

 激安インターネット集客サイトの場合、駆除レベルにバラつきが出やすく一定しない

インターネットでの激安集客サイトの場合、申込を受け付ける会社と実際に施工する会社は別になっていることもあります。

つまり経営方針の一貫性がなく、施工レベルでの品質管理がなされていない状況でネズミ駆除を始める可能性があり注意が必要です。

上記の場合では、お客様から頂くネズミ駆除費用の中からさらにサイト運営会社へ紹介手数料を払うため、駆除にかけられる時間やコストが少なくなります。

もちろん、サービス内容や品質において、サイト運営会社との間で決まりごとはあるものの、最後まで管理しているわけではなく、結果的に駆除会社の能力やスキルの差が出やすいのが特徴です。

受付から施工まで一貫して行うねずみ駆除業者は、自社で施工品質の徹底をおこなっているため、このようなバラツキは起こりにくくなります。

 諸経費などの明細が明らかになっているか?

見積書が届いた時点で、お客様が見て意味のわからない費用があれば遠慮なく説明を求めてみましょう。

電話などで問い合わせた際に、内容があいまいだったり、説明をしなかったりというネズミ駆除業者は費用項目や設定に関して、いい加減で高く設定している可能性もあります。

見積書に記載されている、費用や項目に少しでも疑問を感じたら問い合わせてみて、その時の対応や説明で信頼できるか判断するのもおすすめです。

保証内容や再駆除の条件なども確認する

ネズミ駆除の保証は、ほとんどのネズミ駆除業者で実施していますが、主に保証期間などで違いがあります。

複数のネズミ駆除業者で一括見積もりをとる場合は、ネズミの再発生リスクに備えて、どこまで保証範囲としてもらえるのかも確認しながら、比較しましょう。

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