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豆知識

ネズミの食害に頭を抱える青森リンゴ園を救ったフクロウ達

2019.02.21

農園や農業を営む人々にとってネズミの食害は利益の損失となり非常に厄介な害獣です。
そんなネズミ被害に頭を抱えていた青森リンゴ園を救ったのが夜のハンターフクロウ。
フクロウがネズミ駆除に効果があると証明されたフクロウ農法についてお伝えします。

天敵とネズミ減少の相関性

嗅覚がとても優れているネズミは、エサとなる食料が豊富な人家を嗅ぎ付け棲み処を選びますが、この嗅覚の良さを利用しネズミの嫌いなワサビ、ミントやラベンダーといったハーブ成分を使用した忌避剤がネズミ対策としても売られています。

ネズミは臆病な性格であり天敵のにおいに非常に敏感なため、ネズミを捕食し天敵となるネコやフェレットを飼っている家を避ける傾向にあります。

また、昔はネズミを丸呑みするヘビが軒下に潜んでいる事が多く、ネズミを退治してくれるハンターとして活躍してくれていました。

ちなみにネズミを食す天敵ではありませんが、ハムスターを飼っている家でもネズミは近寄らないとも言われています。

これはネズミという生き物の縄張り意識と関係があり、ペットとしてハムスターを飼っている住居は「すでに他のネズミのテリトリーだ」と思い込み侵入を思いとどまるようです。

農園の救世主フクロウ

草原や山林などの自然を好み、畑や果樹を荒らすネズミの種類は尻尾が短く茶褐色で地中にトンネルを棲み処としているハタネズミで、青森のリンゴ農家に食害を与えていたネズミでもあります。

そして、リンゴ園を救ったネズミの天敵が猛禽類のフクロウ。

フクロウ農法はフクロウが快適に過ごす事ができ、子孫繁栄しやすい繁殖環境を整え巣箱を設置するというもの。赤ちゃんが誕生しヒナを育てるのに多くの食料が必要となり、フクロウが住みつき繁殖に成功した巣箱周辺では60%程もハタネズミが減少したという報告もあがっているようです。

この方法は昔の日本でも盛んに行われ、現在ではイスラエルや東南アジアでもネズミ退治として利用されています。

深刻なネズミ被害の解決策を見出したい農園の方、子育てのために難なくエサを捕獲出来るフクロウ。双方にとって利益をもたらすのがフクロウ農法なのです。

また、農薬を使用せず安全を確保した自然の協力という面からも安心できるため、注目されている駆除方法と考えられています。

ネズミ天国にしないために

食料が豊富にある畑や農園はネズミにとっては食糧庫。

ハタネズミはモグラが掘ったトンネルを天敵から身を守れる安全な移動ルートとして活用するため、地中内の巣を発見するのは容易ではありません。

また、駆除グッズを使用した自力駆除は効果を得られずに更なるネズミ被害に悩まされてしまう結果に陥ってしまう可能性もあります。

フクロウ農法もネズミ駆除に有効ではありますが、一刻も早く受けている被害をどうにかしたいと強く望む方は、ネズミの生態を理解し的確な排除を行うプロのネズミ駆除業者へ依頼するのがオススメです。

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