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豆知識

人口集中の都心部で見られるネズミの種類とネズミ駆除対策

2018.12.29

東京都心部や大阪の中心部で見られるネズミ駆除は、業者に依頼対策し完全駆除を行っても減ることがない大きな問題です。昭和の40年代であればドブネズミが席巻していた生息域も、現在ではクマネズミが生息拡大させています。ネズミの種類や現在のネズミ駆除対策についてお伝えします。

ドブネズミの時代からクマネズミへ

昭和40年代に東京都で行われたネズミ捕獲調査で捕獲されたねずみの種類構成は、ドブネズミ90%に対しクマネズミは10%とドブネズミの生息が目立っていました。しかし、現在は下水も整備されたことにより、ドブネズミの生息域が10%と減少。

その一方猛威を振るうようになったのがクマネズミ。現在では都心部に生息するネズミの約9割がクマネズミによる被害と変化しました。

 

スーパーラットと呼ばれるネズミの存在を聞いたことがある方は多いと思います。その正体が、このクマネズミです。その特徴は、毒に強い体質が挙げられます。この毒に強い体質が、人が仕掛ける殺鼠剤などに対する強度の抵抗性が、駆除しようとしても死に至らしめることが出来ず繁殖を進める原因となりました。

 

このような生理的要因に加え、一般住宅の建築様式が以前に比べて格段に快適になったことも考えらえます。建物の気密性が高まり、極端に寒さに弱いクマネズミは人が暮らす家は快適に過ごせる環境で、クマネズミの生息域を拡大した要因としても考えられます。

解体によるネズミの移動

都心部など老朽化した建物内や、その周辺には多くのねずみが生息しています。

そして、再開発工事に伴い解体工事が始まれば、ねずみは一般住宅など他所へ移動すると考えられます。この現象に根拠はありませんが、ネズミ駆除業者や研究者などの間では経験的に語られます。実際に、再開発地域に隣接する住宅地区の被害報告が増加しているため、クマネズミ分布拡大には、都市の再開発の影響も考えられます。

 

また、都市開発計画により大型モールなどの施設が完成すれば、飲食店や娯楽施設なども増え、さらにネズミが増加する要素が高まります。

そして、地下開発といった影響もネズミを増加させる可能性に繋がり、外敵の恐怖もなく広域を移動できる手段や安全な巣作りを提供してしまっているため、大規模な改修が起こるとさらにネズミが棲み付きやすい環境を作り上げていることにもなります。

ネズミ駆除が都心部で急増

このように、ネズミの被害が拡大している都心部において、その問題から目を背けてはいけません。むしろ、積極的に駆除を行わなければ体内に及ぶ病原菌などの感染や、経済的な被害を受ける可能性が高いため、プロのネズミ駆除業者に依頼してでもネズミを早急に駆除しましょう。そして、ネズミが入り込まない環境づくりを行うことが重要なポイントとなるでしょう。

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