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豆知識

ネズミ駆除する理由はネズミが媒介する病原菌の排除が目的

2018.10.09

ネズミ駆除の依頼される理由は、住まいの食べ物被害などを考える方も多いでしょうし、得にそれ以外の被害はないんでしょ?とお考えの方も中にはいるでしょうが、ネズミを住まいに放置することで起こる危険性や、ネズミが媒介する病原菌についてお伝えします。

ネズミが媒介する病原菌

ネズミや鳥などの動物は、体内などに沢山の病原菌や寄生虫を保有しています。

その、ネズミが持つ病原菌などのウィルスは、乾燥したフンや死骸などが埃と一緒に空気中を漂い、吸い込み人間に空気感染する恐れもあります。ネズミ駆除を必要とする理由は、建物を壊す恐れなど以上に厄介なのが病原菌。もしも、ネズミが住まいに生息していることに気が付いたら、早急に駆除する必要性があります。ご自身で駆除できない場合は、必ず専門の駆除業者に依頼しましょう。

病原菌の種類

・サルモネラ属菌

サルモネラ菌は食中毒の代表格であり、ネズミだけでなく、食卓で食べる鶏卵が媒介しています。

食中毒患者は毎年約100件を超え、2,500名以上の患者が報告されています。食中毒の症状は、発熱や嘔吐や下痢 。高齢者や幼児などが感染し重症の場合ですと死亡するケースもあります。

 

・レプトスピラ症(ワイル病)

ドブネズミのふんや尿から排出された菌が、汚染された土や水から人へと皮膚感染します。

レプトスピラ症は人だけでなく家畜やペットに感染する感染症のひとつ。

犬などの動物が感染し、急激な症状が出て死亡してします症例も上がっています。また、ワクチンも開発されていますが、菌の種類によっては効果がないこともるため非常に危険な感染症です。

 

そして、特に重症なものはワイル病と呼ばれています。日本では70 年代前半まで年間50 名以上の死亡例が報告されていました。現在は、沖縄県で散発的に流行することがありますが、他からの感染報告はありません。

 

 

・鼠咬症

鼠咬症はネズミに直接咬まれることによって感染する病気です。

「鼠咬症スピロヘータ感染症」と「モニリホルム連鎖桿菌感染症」の2種類に分類され、発症すると咬まれた傷口は潰瘍し、頭痛や39度ほどの高熱など関節痛といった症状が出ます。高熱は数日で収まりますが、再び発熱することになり、数回繰り返すという経過をたどります。

 

・ペスト

ネズミから感染する病気の代名詞ともいえる病原菌です。

感染したクマネズミの血を吸ったノミが人間を刺すことで感染します。

欧州の人口の3分の1が死亡した「黒死病」と呼ばれる14世紀のペストは恐ろしいウィルスです。

現代では、衛生環境の改善により感染者数も減り、日本では1926年を最後に患者は報告されていません。しかし、海外に旅行に行った際などは注意が必要です。海外では未だに感染例があります。症状は、発熱、嘔吐、倦怠感、血痰、敗血症といった症状がみられます。

 

・ハンタウイルス感染症

ハンタウイルスによる感染症の一つ。

日本では実験施設で感染報告が確認されています。しかし、港湾地区のドブネズミに、ウイルスを保有しているといわれているため国内でも厳重な注意が必要な病原菌です。

致死率も高く、アメリカの南西部で発症した際は、感染者死亡率は50%にも上ったといいます。

感染後の潜伏期間は一般的に2週間となり、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、嘔吐、下痢などを伴い、急激な呼吸不全にいたります。有効な治療法が未だ確立されていません。

感染の危険性があるからこそ早期駆除

ネズミの持つ病原菌の恐ろしさは知っていただけたと思います。

現代の日本の衛生環境では、感染症が発症しても、感染拡大の被害は少ないと考えられています。しかし、ネズミが持つウィルスが、私たちの暮らす住まいの中で繁殖させているのも事実です。

 

そのため、住まいにネズミが入り込んだことに気が付きましたら、食器などを洗浄することやアルコールなどで消毒し殺菌しましょう。また、早急に駆除する必要性がありますので、ご自身で駆除出来れば費用も安く済みますが、噛まれるなどの危険性もありますので、ネズミの習性を理解しているプロの駆除業者に依頼してでも防疫することで感染を防ぐことも大切です。

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