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豆知識

ネズミの被害に遭わないために重要なことは?家庭内のネズミ対策

2018.08.01

日本の住宅で見られるネズミは、そのほとんどがクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種のいずれかです。家屋に出入りするネズミは、生活の中でさまざまなトラブルを引き起こします。食料品を荒らしたり、柱や家電の配線をかじったりするほか、病原体を媒介することもあり、その存在は経済的にも衛生的にも大きなリスクとなりかねません。こういったネズミの被害を防ぐためには、どんな対策をとればいいのでしょうか。ネズミの被害に遭わないための対策についてご紹介します。

とにかくエサを与えない
ネズミは体が小さく、体内にエネルギーを貯蓄することがほとんどできません。生きるためにはエサを食べ続ける必要があり、食べるものがなければ3~4日で餓死してしまうほどです。そのため、エサとなるものを与えないようにすることで、ネズミが住みづらい環境を作ることができます。
ネズミは雑食性の動物であるため、人間や動物が食べるものはなんでもエサになります。野菜やお菓子などは出しっぱなしにせず、冷蔵庫や密閉できるキャビネットに収納しましょう。また、紙箱や段ボール箱、ビニール製のパッケージなどに入っているものでも安心はできません。中身のにおいを嗅ぎつけ、かじって破ってしまう可能性があります。そういった紙やビニールはネズミの巣の材料にもなってしまうため、食料品はネズミがかじっても壊されない容器に収納することが重要です。
生ゴミや野菜くずなどもエサになります。キッチンのゴミは簡単にはふたが開けられないゴミ箱に捨てるなど、ネズミが手を出せない方法で処理しましょう。三角コーナーの生ゴミも毎晩片づけます。石けんをかじることもありますので、ケースに収納するなどの対策をとります。
ペットを飼っている場合は、ペットフードにも注意が必要です。ペットがいつでも食べられるようにと常時設置しておいたり、食べ残しを放置したりすると、ネズミにとっても格好のエサとなってしまいます。ペットフードは食べるときに食べられる量だけを与え、食べ残しがあったときはすみやかに片づけましょう。
さらに、調理の際に気づかずに落としてしまった野菜くずや、食事の際の食べこぼしなどにも注意が必要です。食事のあとはキッチンと床を掃除し、あわせて水分も拭き取ることによってネズミの寄りつかない環境を作ることができます。
生花やその種子も、ネズミにとってはごちそうです。仏前におそなえした花などは、夜には片づけましょう。鉢植えの植物はネズミが侵入できない場所に置くようにします。
巣材となるものを片づけて巣を作らせない
ネズミは家屋の中で安全な場所を見つけると巣を作り、そこで子どもを産みます。繁殖力が非常に高いため、巣を放置してしまうとあっというまに増え、家屋や人の健康に大きなダメージを与えかねません。人間の生活に害を与えるネズミとして代表的なクマネズミは、妊娠期間が21~24日、一度に2~10匹ほどの子を産み、一年中繁殖します。巣を作られてしまうと撤去や駆除の難度が上がるため、まず巣を作らせない工夫をすることが重要です。
ネズミの巣材となるのは、布や紙、段ボール、ビニールなどです。どこの家庭にもある新聞紙、衣類、ティッシュペーパーなどが格好の材料となってしまいます。そういった巣作りの材料となるものを放置せず、不要なものはすぐに処分し、収納する場合はネズミが手を出せない密閉可能なケースに片づけましょう。
ネズミが巣を作る場所は、天井裏や壁の中などがあげられますが、たんすの引き出しの中に巣を作るケースもあります。めったに開けないたんすがある場合は一度チェックしてみましょう。
ネズミが出入り可能な隙間や穴をふさぐ
ネズミの侵入口をふさぐことは、ネズミ対策には欠かせません。なぜなら、駆除が成功しても、別のネズミの侵入を許してしまっては意味がないからです。すでに家屋の中にネズミが入ってきている、または巣を作ってしまっている場合は、駆除を完了させてから行う必要があります。
体の小さなネズミは思わぬ場所からも侵入してきます。クマネズミやハツカネズミは、2cm以下の隙間でも通ることができるため、小さな隙間や穴でも徹底的にふさぐことが重要です。通気口や排水溝、通風口、換気扇などには金網を取りつけましょう。壁のひび割れや隙間は、金属タワシやネズミ侵入防止パテで埋めると効果的です。
また、侵入路はネズミの種類によっても異なります。クマネズミは高所に登るのが得意で、細いワイヤーなども上手にわたることができ、高いところからでも侵入してくるのが特徴です。そのため、ベランダの通風口やエアコン導入部、屋根の隙間にも対策が必要です。ドブネズミは3種類のネズミのなかでは体が大きく、湿気のある場所を好むため、家の床下や水まわりの配管がおもな侵入路となります。ハツカネズミはとくに体が小さく、ほかのネズミが通れないわずかな隙間からも入り込んできます。比較的乾燥に強い種類のため、物置や倉庫などに侵入することもあり、注意が必要です。
ワナを置く場合はネズミの通り道に
ネズミは壁に沿って移動する習性があるため、捕獲器や粘着シートなどのワナは、家具と壁の隙間や部屋の隅に設置すると効果的です。また、ネズミが頻繁に通る場所にはラットサインという黒い跡がつくため、ラットサインがある地点にはとくに重点的に設置しましょう。粘着シートは一度に複数枚を敷き詰めたほうが効果的です。
ネズミ対策用品や駆除用品は、ホームセンターやドラッグストアで販売されています。設置する場所や数をあらかじめ見定めたうえで購入すると良いでしょう。しかしネズミはすばしっこく、なかでもクマネズミは警戒心が強いため、対策が難しい場合もあります。うまくいかないときはネズミ駆除業者に依頼することで、より専門的な対策が可能です。

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