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豆知識

ねずみの行動範囲を尿で判定!驚くべき方法とは!?

2018.06.21

ねずみの尿でわかる行動範囲
ねずみは動き回りながら尿をする性質があり、通ったあとには尿の痕跡が残っています。人間同様にねずみの尿は刺激臭がするため、臭いから尿の痕跡を発見するのは難しくはありません。また、クマネズミの場合は尿のほかに、糞もまき散らしながら動き回るのが特徴です。

ねずみは部屋の中央を移動することはほとんどなく、部屋の隅を移動する習性があります。さらに、ねずみは同じ場所を何度も通ることが多く、汚れや油で黒光りするのです。このような汚れや尿などにより壁や柱などが黒くシミのようになっている部分をラットサインと呼びます。

・ねずみの排泄物の臭いはすぐにわかる
ねずみの排泄物の臭いは強烈ですぐにわかります。ねずみは壁と外壁の隙間、天井裏、床下などに巣を作り、押し入れの奥や戸棚など人目のつかない場所を荒らして巣や寝床にします。糞や尿の痕跡と思われる場所から強烈な刺激臭がすれば、ねずみが住みついていると判断できます。ねずみの尿は乾いてしまうとわかりにくいものの、強い刺激臭は残ります。

また、ねずみの糞や尿はそのまま染み付いてしまうと普通に掃除をしただけでは臭いが残ってしまうこともあります。特に乾燥してしまうと、尿の場所を特定しにくいため厄介です。ねずみの死骸も残っていた場合はさらに臭いが悪化してしまうでしょう。

・ねずみの尿に含まれる病原菌とは
ねずみは不衛生な場所を自由に移動し、体内と体毛全身に病原菌を保菌しています。糞や尿による問題は臭いのみならず、最も厄介であるのが病原菌を媒介していることです。ねずみに寄生しているダニなどを通じ、菌やウイルスが人間に感染する可能性があるのです。

ねずみの尿にはレプトスピラ菌という病原菌が含まれており、レプトスピラ症という病気に感染する危険があるといわれています。レプトスピラ症は、頭痛、発熱、筋肉痛、腰痛などを引き起こし、最悪の場合は死に至ります。日本では、1970年代前半まで年間50名以上の死亡例が報告されました。人間のみならず、家畜やペットにも感染するのも特徴です。ねずみの尿はただ拭き取るだけではなく、消毒と殺菌を行わないと病原菌が残ったままになります。ねずみの尿を見つけた際には、むやみに掃除をして尿に触れてしまっては危険であるため、専門の業者に消毒と殺菌を依頼した方が安心でしょう。
ねずみの尿に含まれる蛍光性の物質
ねずみの尿には蛍光性の物質が含まれており、ブラックライトで照らすとすぐに尿の痕跡を発見できます。発光した光り方によって古い尿か新しい尿か判別も可能です。一般的には古い尿は黄色く光り、新しい尿は青白く光ります。尿のあとを辿っていくと、ねずみが隠れているねぐらや餌場、巣も発見できるでしょう。

ねずみの尿が残っている場所をチェックしていけば、行動範囲も絞り込めます。上下に移動する場合は配管や柱の周囲がラットサインで黒くなっていることがあり、色の変化から行動範囲も把握しやすいでしょう。また、ねずみの侵入経路もラットサインを見ればわかります。ねずみが建物の外から侵入している場合、小さな隙間を利用しているため、屋外から見つけるのは困難です。ラットサインを発見すれば、ねずみの侵入経路を特定できます。ねずみの行動範囲がわかれば、毒餌や罠を効果的に使うことができるでしょう。
ブラックライトでねずみの足跡を追う!
尿の痕跡からねずみの侵入経路や行動範囲を把握することが難しい場合は、ブラックライトで足跡を追う方法もあります。ねずみは人間が寝静まる夜間に行動するため、夜間に通り道と思われる近くに蛍光粉剤を撒きます。このとき広範囲に均等に撒くと行動パターンを絞り込みやすくなるでしょう。翌日にブラックライトで床や壁などを照らすと、ねずみの足跡が光って見えるといえます。

・ブラックライトとは
ブラックライトは、蛍光灯もしくはLEDから紫外線を発生させることで、本来可視光では見ることができない蛍光性の物質を見つけることができます。ブラックライトの波長は人体に影響しない紫外線で360nm(ナノメートル)から380nmの波長です。暗いブラックライトの光を照らすことで、ねずみが残した蛍光性の尿や足跡から追跡できます。ペンライトタイプ、キーフォルダー、スタンド、照射式など様々なタイプがあり、追跡するときには、持ち運びが簡単なペンタイプが便利でしょう。販売価格はおおよそ1000円から3000円程度です。

・ねずみの被害を正確に知ることが駆除の第一歩
ねずみの行動範囲や侵入経路はブラックライトを使えば一般の人でもわかるでしょう。行動パターンがわかれば、毒餌、粘着シート、超音波器などを使って駆除ができます。ブラックライトでねずみの足跡を追うのは比較的に簡単な対処法であり、侵入経路を塞いで被害の拡大を防ぐこともできるでしょう。

しかし、侵入経路の発見から処分まですべての対策は一般の人では難しいものです。ねずみから病原菌に感染する恐れなども考えられるため、専門の業者に相談することをおすすめします。

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