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豆知識

ねずみに侵入された家を1週間だけでも放っておくとどうなるのか?

2018.05.06

ねずみに侵入されたことに気付かずに家をあけてしまうと…
「なにか天井を走り回り音がする」と気づいても、特に気にしないという人もいるかもしれません。また、小さな音であれば気づかないこともあるものです。しかしその正体がねずみであれば、大変なことになりかねません。家に人が滞在していればねずみも警戒しますが、人の気配がしなくなると、ねずみは家の中を自由に動き回ってしまいます。

ねずみが家に侵入すると、さまざまな被害を受けます。ねずみは天井裏だけでなく、家中を走り回り、家具をかじり、柱をかじり、フンをします。すると、家のさまざまなところが傷んでしまうのです。それだけではなく、断熱材などで巣を作られてしまうこともあります。

また、下水道や泥水など、さまざまな場所を歩いているねずみには、病原菌が付着していることもあります。ダニなども寄生していることがあり、そのダニが家の中に住みついてしまうこともあるのです。ダニが家に住みつくと、さされてかゆみが出たり、赤く腫れたりします。さらには感染症などの危険性もあるのです。また、ダニを駆除するには費用もかかってしまいます。

さらに、ねずみはサルモネラ菌などの病原菌を持っているといわれ、家の中を走りまわられたり、フンをされたりすると、サルモネラ菌などの細菌を巻き散らかされることになります。このように、家財の被害のみならず、ねずみのせいで体調不良になることも考えられるのです。
たとえ1週間でもねずみは家の中に巣をつくってしまう
ねずみが家に棲みつくのは、食べ物にありつけるからです。外にも中にも出入りが自由で、食べ物にもありつけるとなれば、家は巣をつくる場所として適しているのです。食料がたくさんあり、食べることに事欠かない環境であれば、ねずみはどんどん繁殖し、大量に棲みつくようになります。

ねずみは基本的に夫婦で生活をしており、子どもすぐに生まれます。繁殖力の高いねずみは、妊娠すると1ヵ月も経たないうちに出産します。なかでもハツカネズミは妊娠してから20日で生まれるといわれています。子ねずみは2~3ヵ月で大人になります。

さらに、年に5回以上は出産するとされているねずみは、わずか1週間でも家の中に巣を作り、1年もすれば100匹以上になるのは簡単です。ねずみは1年中繁殖を繰り返す生き物であり、一度に6~10匹の子どもを産みます。大量に発生したねずみは、床に落ちているゴミや食べ物をエサとします。そのエサをねらって、わずかな隙間から出入りし、食べ物を確保するのです。
ねずみに荒らされた場所を自分たちで掃除するのは危険
大量のねずみが家に棲みついてしまうと、病気になるリスクもありますし、家はボロボロになってしまいます。家の資産価値も下がってしまうでしょう。ねずみが走り回ったと思われる家の中、ソファや家具、柱、床や天井などさまざまな場所は清潔にしたいと思うものです。しかし、ねずみが現れた場所を自分たちで掃除をするのは危険です。

ねずみのフンには病原菌がついている場合が多いです。そのため、素手で触ってはいけません。ねずみは病気を運んでくるといわれている生き物です。特に感染する可能性が高い菌とそれが原因で引き起こされる病気には次のようなものがあります。

・サルモネラ菌
食中毒の原因となる菌で、嘔吐や腹痛、下痢、40度近い発熱といった症状が出ます。小さい子どもや高齢者は重症になりやすいです。

・E型肝炎ウイルス
ウイルス性肝炎の一種で、黄疸、嘔吐、発熱、倦怠感などが起こります。妊婦さんが感染すると非常に危険なため注意が必要です。

・腎症候性出血熱
ねずみが持つ代表的なハンタウイルスが原因となり起こる疾患です。発熱や頭痛のほか、腎不全、全身の皮膚、臓器からの出血なども起こります。治療法がなく、対症療法で治療をします。

・ペスト
感染したねずみの血を吸ったノミに刺されることで発症します。現在では日本に患者はいないとされていますが、海外では発症しています。

・レプトスピラ症
ねずみの排泄物に含まれるレプトスピラ菌によって発症します。悪寒、発熱、頭痛、眼球結膜の充血、腹痛、筋肉痛、倦怠感などといった症状が出ます。

このような菌に感染しないよう、注意しなければなりません。そのためにも、ねずみのフンを見つけても素手で触ってはいけません。必ず、掃除をする際にはゴム手袋などを着用するようにしましょう。使用したゴム手袋などは廃棄することをおすすめします。

また、菌は空気中にも広がっている可能性があります。掃除をする際にはマスクを着用しましょう。フンがあった場所などは、しっかり消毒することが必要です。

しかし、いくら注意をしても空気中に広がった菌もありますし、フンをうっかり触ってしまうこともあるでしょう。感染して病気になる前に、専門のねずみ駆除業者に依頼し、掃除・消毒をしてもらうとともに、駆除を依頼することをおすすめします。

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