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豆知識

ねずみはなぜ屋根裏に住み着くのか?冬でもねずみが元気な理由

2018.03.12


ねずみがいると気づくのは屋根裏からの足音から
ねずみの気配に気づくのは、天井裏などでドスドスと走り回る音や片隅に残された黒っぽい糞などからです。ねずみは糞尿で家を汚しますし、食べ物を汚染することや、衣類や家具、家屋の設備を破損させることもあります。また、夜な夜な続く天井裏でのねずみの運動会によってうるさくて眠れないなどの被害もあるでしょう。ねずみはいるだけでもうるさいし、感染症や寄生虫を持ち室内に糞尿を撒き散らす、衛生的ではない厄介な存在です。

ねずみの足音や気配は、なぜかいつも冬になると聞こえてくる気がしますが、それにはきちんとした理由がありました。冬になるとねずみが増えるというわけではなく、冬の寒さのせいで家の中にねずみの気配が増えているのです。

ねずみは屋根裏にいるイメージが強く、確かに気配を感じるのも天井の音が多いのですが、種類によって住みやすい場所が違っており、屋根裏以外の場所にも住み着くことはあります。クマネズミは、屋根裏や押し入れの奥・天袋の中に棲みつくことが多いものですが、ドブネズミは湿気の多い水回り、ハツカネズミは倉庫や物置などに多く住んでいます。音や気配のある場所によってねずみの種類が予想できるかも知れません。それぞれに特性や大きさなども違い、注意深さや行動にも差があります。
冬の寒い時期でもねずみが出るのはなぜ?
冬の寒い時期にねずみが出やすくなったと感じるのは、主に暖房の暖かさに惹かれて室内に入り込むねずみが増えたせいです。ねずみは室内だけで暮らしているわけでもなく、外と室内を行ったりきたりしているものです。ねずみも人間と同じように寒い環境は辛く、寒さが厳しくなる冬には室内に移動してきます。そのため、冬なのにねずみは元気に動き回っているように感じるのです。特に寒いのに元気ということはなく、むしろ、寒いから暖かい室内に入ってきて、その気配を我々が感じているだけです。

屋根裏は暖かく、しかもねずみにとって入り込みやすい場所のひとつです。ほんの小さなスキマからでも入り込めるねずみの侵入経路はエアコンのダクトのスキマなどです。人間がひんぱんに出入りしたり除いたりしにくいこともねずみが暮らしやすい環境となります。

冬は屋根裏に入り込み暖かく過ごし、暖かくなったら野外へ出て行きます。ねずみは我々の気づかないうちに、こっそりと勝手に出入りしているのです。
暖房等で温かくなった空気が上昇気流で屋根裏を温かくしているから
屋根裏が暖かく、ねずみが住み着きやすい環境になってしまうのは、室内で使用している暖房が影響しています。人間が暖房で室内を暖めると、空気が上昇気流を作り、上部が温まります。暖かい空気が上へ上へと上がっていき、最終的には屋根裏がもっとも暖かい場所となるのです。ねずみたちは屋内に侵入すると、人間と出くわしにくく暖かい場所を探し、屋根裏へと行き着きます。

ねずみが屋根裏、ひいては家の中に入り込むのは、そこがねずみにとって住みやすいからです。ねずみの侵入や住みつかれるのを防ぎたい場合には、ねずみが住みにくい環境にすることが大切です。ねずみが暮らしにくい環境に変えてしまえば、ねずみは減っていく可能性があります。

ねずみが住みにくくするためには、ねずみにとって都合の悪い環境にすることが必要ですが、やり方によっては人間も住みにくくなる恐れがあります。基本的にはねずみの侵入を難しくして、今よりも食べ物やねずみの巣作りに使われそうな物品の管理を徹底させることが必要です。また、ねずみだけが嫌だと感じるような環境を作るグッズを使うこともできます。

まず、ねずみの屋根裏への侵入を防ぐためには、家屋のスキマを完全に塞ぐことが必要です。ねずみは思っているよりもずっと小さなスキマでも入り込むため、自分で対策できない、見落としが残ってしまうことも多くなります。いつまでも侵入が止まらない場合には専門業者に依頼することも必要です。スキマを網やパテなどで埋める他、捕獲器や罠などを仕掛ける方法もあります。

ねずみが室内で生活しにくくするために、エサや住み処を与えないことと大切です。食べ物を放置しない、衣類や新聞紙などの布、紙類は巣の材料となるため、ねずみが届かない場所や物の中に収納するか、余分なものは処分します。紙の箱やビニール袋に収納しても、破られてしまうため、破られない丈夫な戸棚、金属の箱などを利用します。

暖かい屋根裏に住みついたねずみを駆除するためには、屋根裏に実際に足を踏み入れなければいけないこともあります。しかし、物理的に入れないようになっていることや、気分的に入りたくない(汚れや狭さなどで)こともあるでしょう。そうした場合には業者に立ち入って駆除してもらったり、点検口を新たに設置したりすることも必要です。

また、1度ねずみが入り込んだ家は、その冬の間だけでなくねずみが住み着き、食品や家具などの被害を受け続ける可能性もあります。1度でも入られて物音を聞いた場合には、根絶するためにプロの業者の対策を導入することも考えた方が良いでしょう。

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