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豆知識

突然の停電の原因はねずみが原因!?ねずみによる停電被害の事例とは?

2018.02.10


小動物による停電被害

ねずみなどの小動物は、家屋などの建物の中に巣くうことによって、私たちの生活において思わぬアクシデントを引き起こす存在となることがあります。ねずみが私たちの生活を脅かす原因となることには、衛生面の被害や勝手に家の中を動き回ることによる騒音、そしてものをかじって壊す被害などです。このかじる行為は時として大きな被害につながることがあるため、ねずみ被害には注意が必要だといわれています。

ねずみがものをかじってしまうのは、げっ歯類 (げっしるい)、またはネズミ目(もく)の特徴であり、一生髪の毛のように伸び続ける歯を削る目的があります。固いものを食べることで、伸びる歯を自然に削ることもできますが、柔らかな食べ物の多い都会では特に、ねずみの歯を食べ物で効率よく削ることができません。そのため、ねずみは自分たちの歯を削るためにあらゆるものをかじります。タンスや食器棚などの家具類や建具、壁などもそのターゲットとなり、穴を開けられたり壊されたりすることもあります。そして、見えない部分でも建材がかじられることや、さらには電気の配線コードやインターネットの通信ケーブル類をかじられることもあります。家具や建材なども快適な生活を送るのに大切ですが、コードやケーブル等をかじられることには大きなリスクをはらんでいるため、特に注意が必要です。

ねずみが配線コードをかじることで起こりえるリスクとしては、まず、停電が考えられます。停電被害の2割は小動物の接触によるものだといわれています。また、さらにそのうちの6割がねずみによって引き起こされたものといわれているのです。小動物が家屋の天井裏や壁の隙間などに入り込むことで停電が起こっている確率は2割、さらにねずみは小動物被害の原因の50パーセント以上を占めているということになります。
また、ねずみによる被害として最近ではパソコン、インターネットの通信ケーブルをかじられるトラブルも増えてきており、家庭内の通信トラブルを引き起こすだけでなく、企業の情報管理や業務に支障をきたすことも増えてきました。ねずみの被害は情報社会の快適性にも影を落とし始めているのです。

ねずみによる停電被害を放っておくと火災にもなりうる

ねずみなどの小動物、そしてげっ歯類の歯を削るための行為は、停電を引き起こして私たちの生活を不便にします。しかし、実際には停電よりもさらに危険な状態を作り出す一歩にもなりかねません。ねずみがかじった配線コードは、正常時には絶縁体で守られている電線がむき出しになっています。電線には電気が流れており、むき出しになった状態でいると、いつ漏電、ショートしてもおかしくありません。ショートした時に発生した火花が原因で火災になる可能性もあり、家などの建物を失うことにもなりうるのです。

天井裏や配電盤の中など、普段はあまり掃除をする機会もない場所では、ホコリもたっぷり溜まっていることが多くなります。万が一、ショートして火花が出た時にもそういったホコリなどに燃え移りやすくなり、火災の発生リスクを高めてしまうかも知れません。

また、手に届く場所にあるコード類もねずみにかじられたのを放置しておくのは大変危険です。天井裏の配線同様に、漏電やショートの危険があり、接触によって感電する恐れがあります。ねずみが自分の歯を削るために配線コードをかじり、停電を引き起こしたケースでは、天井裏などの発生箇所をチェックしてみたら、ねずみが感電死した死がいが見つかったこともあるようです。このリスクは人間にも同じようにあるため、かじられたコード類を見つけたら安全にすばやく対処することが必要となります。

原発の停電被害もねずみが原因!

原発でも、過去にねずみによって停電被害を受けたことがありました。原発施設内にある9つの設備がほぼ同時に停止するというアクシデントがあり、その調査を行ったところ、仮設電源盤下でねずみの黒コゲ死体が発見されたそうです。この時の事故はねずみが接触したことによって起こったことを電力会社でも認めています。大きな原発という施設においても、たった一匹のねずみによって深刻な影響をもたらされるということです。

また、海外でもねずみの影響で機能停止してしまった発電所の事例があります。このケースでは、ネコに追われたねずみが発電所の高圧電線に触れてしまい、発電所は3日間もの機能停止、周辺エリアへの影響は計り知れません。

ここまでの被害はひんぱんに起こるものではありませんが、ねずみが原因で年間20件前後の火災が起こっているともいわれていますし、停電や通信遮断のトラブルは意外と多く起こっています。また、ボイラー燃焼室天井などの高温になる場所でねずみが巣を作ることで火災が発生するというケースもあったようです。ねずみの被害を大きくしないためには、ねずみの姿だけでなく、糞尿や家具をかじった跡など、その気配や形跡を少しでも感じたらすぐに対応策を練ることが必要となります。自分で対策できない場合には、ねずみ駆除のプロを利用することも大切です。

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