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豆知識

家に発生するネズミの種類で発生場所が違う!それぞれのネズミが得意とする場所とは?

2018.01.15


クマネズミが得意な場所
クマネズミは、ドブネズミとハツカネズミの中間くらいの大きさをしたネズミです。人間が暮らす周辺に発生しやすく、家の中に侵入されるケースも見られる種類として知られています。日本全国で地域を問わず発生しており、特に市街地に多いのもクマネズミの特徴です。近年ではどこの地域でもビルが多く、広く都市化の傾向がありますから、クマネズミにとっても棲みやすいところが増えていることでしょう。

クマネズミがよく見られる場所として、テナントビルや飲食店、スーパー、地下街、一般住宅の天井裏などがあげられます。天井裏によく棲みつかれるのは、クマネズミが高いところに登るのが得意だからです。これには、原産地が東南アジアの森林地帯であるということも関係しています。もともとは樹上生活をしていたことから、高いところが得意なのです。

特に飲食店やスーパーなどは、夜間にひと気がなくなるうえに食料品が山ほどあり、クマネズミにとっては天国のような場所です。未開封の商品でも、食べ物のにおいがすれば強靭な歯や爪でパッケージを破ってしまいますから、気を付けていないと朝になって人が来てみたらネズミに商品を食い散らかされていたなどということは珍しくありません。

地域によっては、畑や森林などの自然の多い場所にもクマネズミが棲みつきます。クマネズミは雑食ですが、特に種子や穀物を好む傾向があります。農作物を食い荒らされたり、家畜に伝染病をもたらされたりすることもあるため要注意です。自然の中で暮らすクマネズミもいるなか、都市部に棲みついたクマネズミは薬剤などに耐性を持つことも多くなっています。そのため、市販の殺鼠剤などでは駆除できないこともあり、クマネズミの被害を対策したいときには専門家に相談したほうが賢明です。
ドブネズミが得意な場所
ドブネズミは、クマネズミより大きく獰猛な性質のネズミです。ネズミは寒さに弱い種が多いにもかかわらず、ドブネズミは冷凍倉庫内でも生きられるほど寒さに強い特性を持っています。そのためどこにでも棲みつきそうですが、高いところには登れないため床や床下で生活することが多いのが特徴です。

クマネズミは湿気のある場所を好み、泳ぎも得意です。下水道で多く見かけられるのは、このためです。地下鉄の線路上などに出てくることもあり、普段から湿気のある場所を好んで移動していることがよくわかります。地下街やゴミ捨て場、水田などにも棲みつき、都市部の公園などで大発生したこともあります。河原の土手や田畑の盛り土に巣穴を掘って生活することもあり、複雑な経路のトンネル内に棲みつくクマネズミもいるのです。

台所の流しや下水管の破れたところなどで、クマネズミに棲みつかれるケースも珍しくありません。ときには舗装道路の物陰などに、段ボールなどを集めてきて巣のようにして隠れていることもあるようです。

ドブネズミも雑食ですが、特に肉や魚を好む傾向があります。これらの食品を扱っている食料品店や飲食店は、ドブネズミの発生に要注意です。石けんや皮製品、商品箱、ビニールなどが被害に遭うこともあり、夜行性なことからスーパーなどで夜間に人がいなくなる場所も注意したほうがよいでしょう。食中毒菌や感染症などを媒介する害獣として注意したいドブネズミですが、電線やガス管などを咬まれる被害も多く出ています。停電やガス管破裂、交通機関のマヒなどにもつながりかねないため、ドブネズミによる被害を発見したら早めに駆除対策をすることをおすすめします。
ハツカネズミが得意な場所
ハツカネズミは、クマネズミやドブネズミに比べると、小型でハムスターにも似た姿をしたネズミです。雑食性で種子や穀類を好むところはクマネズミにも似ていますが、果実や花、昆虫までも好んで食べる傾向があり、家の中で飾っていた花や観葉植物を食べられたという被害もよくあります。ハツカネズミは田畑や草むらなどにも生息していますが、民家や都市部のビルなどでも見つかっています。港湾地帯の倉庫などにも多く、体が小さいため隠れやすいのが特徴です。

田畑に棲みついて農作物を荒らすこともあり、ビニールハウスの作物に被害が出ることもあります。民家では排水管の中などに棲みつくこともあり、普段はあまり人がチェックしないような場所にひそんでいることが多いのです。ドブネズミやクマネズミに比べると体が小さいことから、民家に侵入しやすいこともあります。ペットを飼っている家庭ではペットフードを食べられてしまう被害もありますが、ドブネズミやクマネズミに比べれば疫病のリスクは低いと考えられています。

ハツカネズミには、実験動物としての種類やペットとして飼われる種類もあります。妊娠期間が短く繁殖しやすいことから、増えた個体を飼いきれずに野外に逃がすケースがあるのも都市部で多く見られる原因のひとつです。見かけたら、早めに駆除対策をとったほうがよいでしょう。

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