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豆知識

クマネズミの飛ぶ能力は想像以上にすごかった!クマネズミが飛べる距離はどれぐらい?

2017.11.30

■クマネズミは飛ぶ能力に優れている
民家に被害を及ぼす家ネズミはおもにドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミがいます。どれも見分けがつきにくいのですが、大雑把にいうと、大柄なのがドブネズミとクマネズミ、小柄なのがハツカネズミといったところでしょうか。

難しいのがドブネズミとクマネズミの見分け方です。ドブネズミの方がずんぐりと丸みを帯びた体型をしていて、目と耳が小さく、尻尾が短めではあります。気性も荒く、臆病なネズミのなかでは比較的に神経が図太い方であり、姿を見かけることも多いようです。

一方のクマネズミは、まず目と耳が大きく、尻尾が長いことが特徴です。一見して「ペットにしてもいいかもしれない」というかわいさがあるともいえます。しかし、クマネズミとは対照的にとても臆病なため、人前に姿をあらわすことはほぼありません。

また、クマネズミはドブネズミよりも引き締まった体をしていますが、これは非常に優れた体能力を持っていることと関係しているでしょう。とくにクマネズミは飛ぶ能力に優れ、垂直の壁や配管を登るのもお手の物ですし、電線の綱渡りも得意なため、屋根裏などにもいともたやすく侵入します。
■1メートルぐらいなら簡単に飛び越えられる
クマネズミの飛行能力は1~2m程度ならば簡単に飛び越えてしまうレベルです。屋根伝いに家から家へと移動できるのはもちろん、一戸建てだけではなくマンションや高層ビルにも入り込むことができます。

とくに最近では高層ビルでのクマネズミの大量発生が問題になっています。ビルの外壁と内壁の中には配管や電気系統のケーブルが張り巡らされていますが、これを伝って上層部までたどり着くクマネズミも少なくないのです。また、免震構造のビルには壁と柱の間に空間が必ずありますが、ここもクマネズミにとっては都合の良い進入路になりがちです。

さらに、クマネズミは10平方cmほどの空間があればどこにでも住み着きます。むしろ、それぐらいの狭い場所を好むといっても過言ではありません。本来は昼行性であるにもかかわらず、人間に見つからないように夜行性の行動をとるなど、知能と適応力に優れているので一度繁殖を許してしまうと駆除は困難を極めます。

クマネズミは生まれて12週間程度で生殖可能になり、わずか3週間の妊娠期間で1度に5~6匹を出産するためまさにネズミ算式に増えていきます。基本的に繁殖期は春と秋ですが、1年を通じて環境の変化がほぼないマンションやオフィスビルに住み着いたクマネズミは1年中繁殖します。そのように爆発的に繁殖してしまう前に、何らかの対策を講じなければいけません。
■高いところから飛び降りる能力も得意!
配管などを伝って高層ビルの上層階まで縦横無尽に移動するクマネズミですが、高いところから飛び降りる能力も抜群です。一説に寄れば10m程度の高さからジャンプしても傷つかないともいわれています。最近ではクマネズミの繁殖に頭を痛めているビルも少なくありませんが、もしそのような物件が近くにあれば、クマネズミにとって地上近くの民家に降りてくることなどいともたやすいのです。

クマネズミを寄り付かせないようにするには、好まないような環境を作るのもひとつの方法です。たとえば、ドラッグストアなどで売っているネズミ用の忌避剤を置いておくのもいいかもしれません。ただし、クマネズミの通りそうな場所に置かなくては意味がないため、まずその見極めが難しいといえるでしょう。

また、ホームセンターなどでネズミを捕獲する罠、毒入りの餌などを購入するというやり方もあります。しかし、そういったツールでクマネズミを捕まえたとしても死骸をどう処理したらいいのか困る人も少なくありません。ネズミ退治の専門業者も死骸処理のみの受付というのは原則的に行っていないところがほとんどです。もし、個人で処理するならば数多くの病原菌を保有するネズミの死骸処理には細心の注意を払う必要があります。

その他、ネズミの嫌いな超音波を発生させる装置などもありますが、必ずしも効果を発揮するとは限らないというのが実際のところです。しかし、リーズナブルな商品もあるのでダメ元で試してみるのは悪くないかもしれません。

クマネズミ対策としては忌避剤、罠、毒入りの餌、超音波発生装置などいろいろとありますが、いずれも1匹、2匹の段階ならば有効かもしれないというものです。もし、鳴き声や足音が聞こえるならばかなり大量発生している可能性もあり、素人の手に負える段階ではないかもしれません。一度、専門業者に相談してしかるべき処理をしてもらうことをおすすめします。

いずれにせよ、もし少しでも「ネズミかな?」という気配を感じたらできるだけ早く専門業者に見てもらってはいかがでしょうか。とくにクマネズミは民家だけではなくオフィスビルにも楽々侵入するため、大事なネットワークのケーブルをかじられてしまうなどの惨事が起きる前に早めの対処で乗り切ってはいかがでしょうか。

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