駆除方法
ネズミが嫌いなものってナニ?嫌がるものと駆除について
2019.12.23
ネズミには嫌いなものがある?

ネズミは様々なものを食べ、どんなものにも咬みつく生き物ですが、ネズミにも「嫌いなもの」は存在します。
それは、一般的に言われている「猫」だけではなく、音や臭いなど、ネズミにとって好ましくないものが存在し、それらを利用した「忌避剤」も世の中に多く販売されています。
ネズミの嫌いなものを理解することで、ネズミの対策を自分で行うことが出来たり、ネズミの駆除にどのような商品が適しているのかを判断することも出来たりするでしょう。
ネズミが嫌いなものの種類

ここからは、ネズミが嫌いなものの種類を見ていきましょう。
ネズミが嫌いな「音」
ネズミが嫌がるものの一つとして「音」があります
ネズミは、超音波を嫌うと言われており、その周波数は大体25kHzから50kHzと言われています。
この周波数の少し下に当たる19kHzから25kHzについては、犬や猫などが嫌がる周波数の超音波であるため、周りに犬や猫を飼っている人がいたり、自分自身が飼っていたりする場合には、そのような周波数の音は出さない方が良いでしょう。
市販で販売されている超音波のタイプには、大体25kHzより大きいタイプが多いため、市販のものを利用すれば問題ありませんが、事前によく確認しておきましょう。
また、天敵の鳴き声である猫の鳴き声や、鳥類の鳴き声なども苦手な音ではあるでしょう。
ネズミが嫌いな「臭い」
次に、「臭い」についても、ネズミが嫌いなものに含まれます。
どのような臭いをネズミが嫌うかというと、先述した猫などの天敵の臭いは、ネズミが警戒する臭いでもあり、苦手な臭いと言えるでしょう。
また、ネズミは鼻が利くため、臭いの強いものは好まない傾向があり、ミントやハッカなどのハーブ系の臭いや、ユリなどの花の臭い、わさびなどの臭いも嫌うと言われています。
ネズミが嫌う臭いとして、ハッカやハーブは特に忌避剤としても多く利用されており、人間にとっては不快ではないハーブやハッカなどが利用されているケースが多くなっています。
ネズミが嫌いな「天敵」
次にネズミの天敵についても、ネズミが嫌いなものとして挙げられます。
ネズミの対策をするために猫を飼うという方もいるほど、ネズミにとって猫は天敵の動物となっており、猫がネズミを家で捕まえてくれるということは、珍しくありません。
しかしながら、現代においては、ペットである猫がネズミを捕まえてネズミに触れたり、ネズミを加えたりすることを嫌う飼い主の方もおり、ネズミの駆除をさせたくないという方もいるようになっています。
そのような場合、ネズミの駆除に猫を利用することは難しいでしょう。
ネズミが嫌いな「環境」
ネズミにとって嫌いなものとして、「環境」もその一つです。
それは、嫌いなものというよりも、生きていく中で必要不可欠である「エサ」が無い場所や、冷たく寒いところなどはネズミにとって「嫌いなもの」です。
また、ネズミは隠れて生活するため、隠れ家の様な場所を求め、人目に付かないところを好みます。
逆に、嫌いな場所としては、隙間や隠れる場所がないところなどが挙げられ、エサが無く、隠れる場所もない場合には、ネズミは寄ってこないでしょう。
ネズミが嫌いな「食べ物」
ネズミが嫌いなものの中に、「食べ物」もあります。
ネズミは雑食性で、人間が食べないような賞味期限のお弁当なども好んで食べるため、私たちの目からは「ネズミには好き嫌いが無い」と思いがちですが、ネズミにとっても嫌いな食べ物があります。
それは、わさびなどです。
わさびの臭いをネズミは嫌うため、同じように食べ物としても嫌います。
しかし、それ以外は何でも食べ、腐ったものでも平気で食べてしまうため、様々な行現金を持っていると言われています。
また、ネズミの嫌いな食べ物の特徴としては、臭いがキツイもので、独特の臭いを放っている食べ物は、好んで食べないでしょう。
ネズミの嫌いなもので駆除は可能か?

次に、ネズミの駆除について、「嫌いなもの」による対策は可能か見ていきましょう。
食べ物>嫌いなもの
ネズミには嫌いなものがあるというのは、ご紹介してきましたが、全てにおいてどのような時でも嫌いなものによりつかないかというと、そうではありません。
ネズミは強い繁殖力を持ち、3か月で1回出産するような、多くの子孫を持とうとする生き物です。
そのため、嫌いなものよりも、生きていくために必要な食べ物の方が優先され、食べ物などの嫌いなものでは対策が難しい場合があります。
ネズミの駆除は難しい
そもそも、ネズミの駆除は、素人には難しく、ネズミが嫌がるものを近づけて駆除しようとすると、「窮鼠猫を噛む」という言葉があるように、追い詰められたネズミはどのような行動を取るか判断できません。
そのため、素人が駆除をしようとしたときに、ネズミに咬まれてしまったり、逃げられてしまったりすることがあります。
ネズミの駆除を自分でやらない方が良い理由

次に、ネズミの駆除を自分でやらない方が良い理由を見ていきましょう。
・咬まれる可能性がある
ネズミの駆除をしようとして、自らが咬まれてしまうというケースがあります。
そのような場合、ウイルスや細菌が傷から入り込み、ネズミが持っていた病原菌を体に入れてしまうケースがあります。
そうなってしまうと、ネズミが原因となる重篤な病気にかかってしまうこともありますので、注意が必要です。
・感染症になる可能性がある
ネズミに咬まれなくても、感染症になる可能性は十分にあります。
ネズミの糞から出されたウイルスなどにより、空気中にそのウイルスが舞い、空気中で息を吸った人間に感染するということも考えられます。
・しっかり駆除できない可能性がある
また、ネズミの特性を理解していない場合、しっかり駆除することが難しく、全く無駄な作業をしてしまったり、効果的な活動が出来なかったりする可能性があります。
このようなことが無いように、プロに相談してしまうことが安心です。
・気づかないことがある
次に、ネズミの存在や、糞の存在などに気づかないというケースもあります。
ネズミによって電気コードの配線などが咬みつかれるケースもあり、このような場合、配線がショートして家事に繋がってしまったり、ネズミを知らない内に増殖させてしまったりするというケースも考えられます。
ネズミの駆除をプロに任せる理由

ネズミの駆除については、ネズミが嫌いなもので対策をすることも出来ますが、しっかりと効果を出すのであれば、プロの駆除業者に任せてしまった方が良いでしょう。
プロに任せる理由としては、ネズミの駆除だけではなく、ネズミによって汚された場所の清掃や除菌なども行ってくれるケースが多く、そのような形で任せてしまった方が、もっと楽しめることでしょう。
まとめ
ここまで、ネズミが嫌いなものについてご紹介してきました。
ネズミが嫌いなものの種類は沢山ありますが、そのすべてがネズミに効くとは限りません。
ネズミの対策を本格的にするのであれば、プロによる駆除を依頼するほうが確実でしょう。
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人間がネズミを嫌がるように、ネズミにとっても「嫌いなもの」というのは存在します。
ここでは、ネズミが嫌がるものと、ネズミの駆除についてご紹介していきます。