駆除方法
ネズミの忌避剤は効果がある?代表的な8種類の性能について
2019.12.23
ネズミの忌避剤とは

ねずみの忌避剤とはどのようなものなのでしょうか。
そもそも、忌避剤というのは、「忌み避ける」という言葉通り、ネズミなどの害獣や害虫を駆除するのに利用するもので、臭いによる忌避剤や、煙、電気や超音波など、その種類は様々です。
全てがネズミに効くという保証はありませんが、忌避剤によって退治できるネズミもいるでしょう。
ネズミの忌避剤は効果がある?

ネズミの忌避剤を利用することでその効果は期待できるのでしょうか。
忌避剤は、「寄せ付けない」という効果を出すものとなっているため、対象となるネズミを研究し、生態や特徴に合わせて作られているものが多く、効果のあるものもあるでしょう。
しかし、100%効果があるという製品は無いため、様々な忌避剤を試すという方も少なくないでしょう。
殺鼠剤との違いは?

殺鼠剤もまた忌避剤の仲間です。
忌避剤は「ネズミを寄せ付けない」という意味を持ちますが、殺鼠剤は、「ネズミを殺傷する」という目的を持っており、ネズミを殺傷して駆除するという考えのもと作られています。
すぐに効いてその場でコロンと倒れるものではなく、ゆっくり効いていくというタイプが多くなっており、死骸を見ることが無く駆除することが可能なものとなっています。
ネズミの忌避剤の種類

ここからは、ネズミの忌避剤の種類を見ていきましょう。
スプレータイプ
スプレータイプの忌避剤は、直接噴射してしまうタイプと、ネズミが現れるところに噴射しておくタイプがあり、一般的には「ネズミが現れそうなところに噴射」するタイプで「寄せ付けない」ようにします。
このスプレータイプは噴射しやすく、手軽に利用できるものの一つです。
ハッカタイプ
ネズミはハッカの臭いを嫌うと言われており、その特徴を利用してネズミの嫌がるハッカを利用してネズミを寄せ付けないようにするというものです。
ハッカの臭いが嫌いな方には苦手なタイプかもしれません。
くん煙剤
くん煙剤とは、先ほどのハッカやハーブの匂いを利用して部屋中に匂いが渡るようにくん煙剤として利用するものです。
通り道におくタイプとは異なり、煙を噴射させるというものになります。
電気ショック
ネズミの忌避剤には電気ショックのタイプも存在します。
これは、ネズミの忌避剤の中でも攻撃力の強いタイプで、電気ショックによってネズミを駆除するというものです。
この電気ショックタイプのもので代表的なものは、トンネルタイプの仕掛けで、エサにつられて寄ってきたネズミを電気ショックで駆除するというものです。
トゲトゲタイプ
トゲトゲがついているタイプの忌避剤は、ブラシタイプのものや、床に置くだけでネズミの侵入を防ぐという鋭いトゲがついたタイプがあります。
ネズミの通り道などに置いておくことで、ネズミがその上を通ることができずに駆除するというタイプです。
置くタイプ
置くタイプの忌避剤には様々な種類があります。
先述したトゲトゲのタイプや、ハッカタイプ、電気ショックなど種類が豊富にあります。
その中でも、「粘着シート」は置くタイプの中でも簡単に設置でき、ネズミがその上を通ると粘着性のテープで逃げられなくなるというものです。
超音波タイプ
超音波とは、人間の耳には聞こえないような高音で動物を駆除するというものですが、ネズミにもこの超音波によって駆除するというタイプの忌避剤が存在し、ネズミ用の製品も販売されています。
しかし、その効果は長く続かないと言われており、超音波によって駆除したネズミが戻ってきたり、効果が見られなかったりすると言われています。
ゼリータイプ
ゼリータイプの忌避剤には、ネズミが嫌がると言われているハーブやハッカ、ワサビなどの臭いを利用しているタイプがほとんどで、ネズミが現れるであろう天井裏や床下、ネズミの侵入口などに塗っておくことで、ネズミが嫌がりネズミに侵入させないという効果があります。
忌避剤以外の対策とは

次に、ネズミを忌避剤以外で対策する方法について見ていきましょう。
ここでは「侵入口を封鎖する」こと、「ペットで対策する」ことを見ていきましょう。
侵入口の封鎖
ネズミの対策として、物理的な方法で挙げられるのは、「侵入口を封鎖する」ということです。
侵入口を塞いでしまえば、ネズミを侵入させることが物理的にできないため、効果的な対策となるでしょう。
しかし、侵入口を塞いだと思っても、ネズミは小さな穴を見つけて入ることができたり、新たな侵入口を作ったりすることが出来るため、難しい一面もあります。
ペット(猫)での対策
ペットによる対策もあります。
ペットの中でも特に猫は、漫画やアニメにも出てくるようにネズミにとって天敵です。
この天敵である猫を利用して、ネズミを捕まえたり駆除したりしてもらうことが出来ますが、猫はきまぐれな生き物であるため、人間の思うようには動いてくれない可能性があります。
また、ネズミを加えたり殺傷したりすることで、猫が感染症などの被害に遭うこともあるでしょう。
ネズミの忌避剤は自作できる?

ネズミの忌避剤は、自作することも出来ます。
ハッカ油などを利用して、ネズミが嫌うハッカによる忌避剤を作り、ネズミの侵入口などに噴射して対策をするという方もいて、自分で作って対策をするということも可能でしょう。
効果的なネズミの駆除対策は?

効果的なネズミの対策法とはどのようなものなのでしょうか。
ネズミの駆除対策には様々な製品がある
ネズミを駆除する忌避剤について、様々な種類をご紹介していきましたが、実際にネズミに効くかどうかはやってみないとわからないというものもあるでしょう。
そのため、ネズミに効くと思って購入した商品が全く効かずに無駄になってしまうというケースもあり、そのようなことにならないよう、プロに任せるという方法があります。
悩んだらプロに任せよう
ネズミの駆除を専門としているプロの業者は、ネズミの侵入口を探したり、ネズミの特性を活かした仕掛けや対策をしたりして駆除をしてくれるため、安心して任せることができるでしょう。
プロの業者を選定するには、それぞれ複数の業者から見積もりを出してもらい、その中でも金額面や信頼面において任せられる業者を探すと良いでしょう。
普段から対策を
ネズミの駆除をするために大切なのは、「普段から意識をすること」です。
ネズミが現れるということは、そこにエサになるものや、住みやすくなるものがあるということで、それらをネズミから断つことでネズミの対策が出来ます。
それには、普段から「食べ物を床に置かない」「生ごみを放置しない」などネズミが寄ってくる原因を絶つことが必要です。
まとめ
ここまで、ネズミの忌避剤には効果があるのかということについてご紹介してきました。
ネズミの駆除には様々な忌避剤が販売されていますが、自分の使いやすい製品を利用して、ネズミの駆除を心がけてみてはいかがでしょうか。
ただし、ネズミは咬んでくる生き物となっているため、感染症などにならないように注意しましょう。
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そんな経験をされている方は、とてもつらいですよね。
ネズミは日本全国に生息し、昔から人間が暮らしている家やお店に入り、様々な被害を出しています。そんなネズミの対策の一つとして忌避剤があり、市販でも販売されている忌避剤は、手軽に購入できるものが多くなっています。
今回は、そんな忌避剤がネズミに通用するのか?についてご紹介していきます。