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駆除方法

ネズミ駆除は業者がおすすめ!プロの対策で安心を

2018.08.01

ネズミは、さまざまな病原体やダニを媒介する、やっかいな動物です。ところが、ネズミにとって日本家屋は、入り込むのも隠れるのも容易なうえ、エサも見つけやすい居心地の良い場所なのです。自宅にネズミが入り込んで困っている人も、多いのではないでしょうか。ネズミを駆除せず放置しておくと、思わぬ災害に巻き込まれる可能性もあります。ネズミの駆除は、自力で行うことも可能です。しかし、スピーディで確実な駆除をしたいなら、プロの業者に頼むのが最も安全で効率的な方法といえるでしょう。

ネズミを放置するとどうなるの?
ネズミがいることに気付いても、すぐに駆除できる人ばかりではありません。しかし、そのまま放置していると、火災など大きな被害につながる危険もあるのです。ネズミが引き起こす被害は、大きく分けて3つあります。健康被害と経済的被害、および精神的被害です。まず、健康被害についてみていきましょう。ネズミは、人の生命をおびやかしかねない病原体を運ぶことで知られています。サルモネラ菌やレプストスピラ菌、E型肝炎ウイルス(HEV)や致死率の高いハンタウィルスなどがこれに該当します。
食中毒や腸チフス、ペストやワイル病(レプトスピラ症)などは、ネズミがもたらす危険な病気なのです。病原体はネズミの体に付着しているだけでなく、糞尿にも含まれています。ネズミが移動を繰り返せば、あちこちに病原体がまき散らされることになりかねません。さらに、ネズミにかまれることで、鼠咬症(そこうしょう)を発症することがあり、何度もかまれるとアナフィラキシーショックを起こす危険性が高まります。
また、ネズミの体にはイエダニという吸血性のダニが寄生しています。このダニによる2次被害も無視できません。イエダニは、寄生しているネズミが死ぬと、次の寄生先を探し、人間を襲うこともあります。吸血されると激しいかゆみを起こすだけでなく、ネズミが持っていた病原体を媒介することもあるので見逃せません。イエダニに刺されたことで、ネズミ被害に気付くケースもあるでしょう。この場合は、すでにネズミの繁殖が進んでいることも考えられるため、早急な対処が必要です。
次に、経済的被害についてみてみましょう。ネズミ被害は、住宅の資産価値にも多大な影響を及ぼします。しかし、日本の建造物に多く使われている断熱材(グラスウール)は、ふわふわしていて暖かく、ネズミが巣を作るのに適しています。また、木造の日本家屋は、ネズミが歯を削るのにうってつけです。なぜなら、ネズミの歯は常に伸びているので、硬いものをかんで削る習性があるからです。なかでも、電気コードをかむのを好み、漏電のリスクを高めることは見逃せない問題でしょう。漏電による火花や発熱が火元になって近くのものに引火すると、火災に発展するおそれがあります。人命が失われる可能性も皆無ではありません。
忘れてはならないのが、精神的被害です。夜中に屋根裏から足音が響いたり、悪臭が漂ったりすることによる精神的ダメージは小さくありません。不眠やストレスの原因になるケースもあります。ネズミのことを考えただけで、ゆううつになる人も多いのではないでしょうか。
ネズミが出たら早めの対策が肝心
ネズミを見つけたら、できるだけ早く対処しなくてはなりません。ネズミの繁殖力は非常に強く、あっという間に増えてしまうためです。種類にもよるものの、ネズミは1年に5~6回出産します。1回に生まれるのは6~7匹程度なので、1年に30~40匹ほどに増えてしまう計算です。妊娠期間は20日前後で、これが「ハツカネズミ」の名前の由来になっています。つまり、放置すればするほど個体数が増え、駆除の難易度が上がってしまうのです。
ネズミの数が増えれば、イエダニの数も増えます。イエダニの大きさは、1ミリ弱ほどです。ダニのなかでは大きめで、肉眼で確認できることもあります。一般的に、家屋内に発生するヒョウヒダニ(チリダニ)やコナダニ、ツメダニなどは吸血することはありません。しかし、イエダニは吸血によって病原体を媒介するため、放置するのは危険です。また、生きている個体や糞はもちろん、その死体もアレルギーの原因になります。これを防ぐには、物理的に除去するしかありません。しかし、普通に見てもわかりにくく、すべての発生場所を完全に掃除するのは簡単ではないでしょう。できるだけ早く、発生源のネズミを駆除して、ダニの大繁殖を抑えることが大切です。
ネズミ駆除は自力?それともプロの業者に頼むべき?
ネズミ駆除をすると決めたなら、採るべき方法は2つあります。1つは市販の「ネズミ駆除グッズ」を使って自力で駆除する方法です。もう1つがネズミ駆除のプロに依頼する方法になります。どちらの方法を選んでも、多少なりとも費用が発生するため、実施する前に2つの方法の特徴や効果について、調べておくことが大切です。なかには、自力駆除を試みたものの完全には駆除しきれず、結果的にプロに依頼するという人も少なくありません。とはいえ、対処が早ければ、自力駆除に成功することもあります。状況に応じて、両方を使い分けるのも一つの方法でしょう。
自力駆除のやり方
自力駆除で使用する「ネズミ駆除グッズ」は、ホームセンターなどで購入できます。どの「ネズミ駆除グッズ」を選んでも、基本的にそのトラップにネズミがかかるのを待つことになり、運要素が大きいのが特徴といえるでしょう。代表的な「ネズミ駆除グッズ」としては、ネズミ捕りや毒エサ、超音波発生装置や粘着シートなどが挙げられます。ネズミ捕りには、おなじみのバネ式ネズミ捕りと、箱(カゴ)式ネズミ捕りの2種類があります。いずれもエサを使っておびき寄せ、ネズミを捕獲する方法です。バネ式ネズミ捕りを使うと、バネに強く挟まれてネズミが死ぬことがあります。しかし、どちらのネズミ捕りでも、最終的には自分でネズミを処分しなくてはなりません。
一方、毒エサとは、ネズミの好むエサに殺鼠剤(さっそざい)を入れて駆除する方法です。毒エサを設置するだけで良いため、手軽です。目の前でネズミの死を見ることがないのも、メリットでしょう。しかし、裏を返せば、どこでネズミが死ぬかわからないのが、大きなデメリットなのです。死体をそのまま放置していると、猛烈な異臭を放つようになるためです。死体を片付けようにも、どこで死んだかわからないと対処に困ります。最悪の場合は、リフォームを余儀なくされることもあります。また、ペットや子どもが、誤って口に入れてしまう危険性も低くありません。ネズミの種類によっては、毒エサを警戒してなかなか食いつかないケースもあり、ネズミの生態に関する知識やスキルが求められる方法といえるでしょう。そもそも、殺鼠剤が効かないスーパーラットと呼ばれる個体が増えています。
ネズミの嫌いな超音波を発生させて、家から追い出すのが超音波発生装置です。死体が出ないのが魅力だと感じる人も多いでしょう。ネズミの種類によっては、この方法が効くことがあります。しかし、超音波に慣れてしまうと効果がなくなり、戻ってくるケースも少なくありません。費用が高額になることもあるため、導入にあたっては充分な検討が求められます。粘着シートは、プロも使う方法の一つです。しかし、粘着力が弱かったり設置場所が良くなかったりすると、捕獲するのが容易ではありません。粘着シートにかかりにくいネズミの種類もあるため、駆除を確実に成功させるにはプロの手腕が不可欠です。
自力駆除のメリット
自力駆除の最大のメリットは、コストの安さと手軽さでしょう。「ネズミ駆除グッズ」を安く購入できるなら、とりあえず自分でやってみようと考える人は多いのではないでしょうか。また、プロに依頼すると、段取りをしたり、作業日を確保したりする必要があるため、忙しい人にとってはネックとなる場合もあります。早めに自力駆除にとりかかり、運良く成功すれば、時間と費用、手間を最小限にできそうです。
自力駆除のデメリット
自力駆除の最大の問題は、運任せの傾向が強いため、必ずしもうまくいくとは限らない点にあります。ネズミがいることに気付いてから、自力駆除を始めるまでに時間がかかると、捕獲する数より増える数のほうが多くなりがちです。こうなると、自力で対応するのが難しくなってしまうでしょう。駆除に成功する前に、個体数が爆発的に増えてしまう可能性も決して低くないのです。また、「ネズミ駆除グッズ」を設置するために、屋根裏に上がる必要性が出てくるなど、体力のいる作業が伴うことも見逃せません。高齢者や力のない女性にとっては、ハードルが高めです。
そもそも、自力駆除ではネズミを捕まえたあと、とどめをさしたり死体を処分したりしなくてはなりません。その精神的負担は、決して小さくありません。きれいな死体ばかりではないことも多く、適切な対処法を採るのが難しいケースも出てくるでしょう。ネズミの体には、危険な病原体が付着していると考えたほうがよく、取り扱いや後始末を適切に行うためには細心の配慮が求められます。トラップからネズミを外すときに逃げられたり、攻撃されてかまれたりする事態も想定しておくことも必要です。
ネズミ駆除業者に頼むメリットは大きい!
自力駆除は運に左右される要素が多く、限界もあるため、業者に頼むメリットは大きいといえます。その最大の魅力は、プロの技や経験値による駆除成功率の高さです。安くない費用を払って「ネズミ駆除グッズ」を購入しても、効果が出なかったり、効果が弱まってネズミが戻ってきたりすれば元も子もありません。ネズミの生態を熟知した侵入経路の特定やトラップの設置は、プロならではのスキルです。また、死体の除去や消毒もしてくれるため、不快な思いをせずに済むのも大きなメリットでしょう。依頼者の日常生活に支障をきたさないように注意しながら、短期間で効果的にネズミを駆除してくれる業者も少なくありません。
ネズミ駆除で、もう一つ大事なポイントに再発防止があります。ネズミは、頭さえ通れば、わずかなすき間からも入ってしまうといわれています。業者に依頼すれば、ネズミが侵入しやすい経路を調査してふさいだり、ネズミを寄せ付けにくくする工事をしたりすることも可能です。再発時の保証サービスを提供している業者も多いので、こうした業者を選ぶとより安心です。
ネズミ駆除の値段相場はどれくらい?
ネズミ駆除を業者に依頼するときに、気になるポイントの一つが値段相場ではないでしょうか。一般的に、ネズミの値段相場は、60平方メートル以下で5万~10万円前後、60平方メートル超~120平方メートル以下で10万~15万円前後です。ただし、なかには60平方メートル1万円前後で請け負っている業者もあります。
ネズミ駆除業者はどこを選べばいいのか
ネズミ駆除の業者選びは、単に費用が安ければ良いというものではありません。業者によって料金やサービスの内容が異なるため、どんなサービスが含まれているのかについて、じっくり検討して選ぶことが大切です。どの業者を選んでも、事前調査とトラップの設置、その回収と結果報告は、基本料金に含まれると考えて良いでしょう。問題は、この基本料金に「どの程度その他の作業が入っているのか」「オプションは何なのか」という点です。わかりやすくするために、例を挙げてみましょう。
たとえば、A社の基本料金が60平方メートル以下で1万円だったとします。それ以外で提供しているオプションサービスは、6000円の侵入防止工事のみです。一方、B社の基本料金は60平方メートル以下で5万円だとしましょう。しかし、この基本料金には、侵入防止などの工事に加えて、死体や糞尿による2次被害処理、たとえば消臭や殺菌、ウイルス除去などが含まれます。この2社のうち、どちらを選べば良いのかは状況しだいです。とりあえず、ネズミだけ安く駆除したいならA社を選ぶのも良いでしょう。再発防止やプロの手による後処理も依頼したいというなら、B社のほうが適しているかもしれません。
優良業者のなかには、ひとつひとつの作業項目について、詳しい料金表を明示しているところもあります。菌やウイルス除去なら、1平方メートルあたり 680~880円、消臭処理では1平方メートルあたり180~280円といった具合です。しかし、ネズミ駆除業者には悪徳業者が混じっていると考えておくほうが無難でしょう。悪徳業者を避けるためには、あらかじめホームページなどで評判や実績などを調べてから、信頼できる業者を選ぶことが必要です。

あてはまるなら注意!悪徳業者にありがちなこととは
ここでは、悪徳業者の特徴を紹介します。後悔しないためには、依頼する前に「悪徳業者なのかどうか」をしっかりチェックしておくことが大切です。通常、ネズミ駆除を依頼すると、事前調査で必要な作業を洗い出したあとに、見積もりを出してもらう流れになるでしょう。家の被害状況を実際に確認することなしに、見積もりは出せません。それにもかかわらず、事前調査をしようとしない業者は、悪徳業者と考えて良いでしょう。また、見積もりを出したがらなかったり、見積もり後に追加請求が発生したりするのも、悪徳業者の特徴です。
きちんとした業者の場合、作業内容や面積などに応じて、金額が一律に決まっているのが一般的です。そのため、見積もりに「作業一式」などと書かれていて、詳細な内容がわからない場合は要注意です。見積もりが出たあと、依頼主が作業内容や見積額について説明を求めたときに、納得するような説明ができるかどうかも、判断のポイントとなります。
ネズミ駆除業者選びで失敗しないポイント
ネズミ駆除業者選びで失敗したくないなら、下調べに時間をかけることがポイントになります。そもそも、悪徳業者を見抜くためには、依頼者自身がある程度の知識を身につけておくことが重要です。業者の一方的な請求や説明をうのみにするのは、大変リスキーといえます。しかし、質問や疑問を持つためには、それなりの知識が必要になるでしょう。次に、ホームページなどで大体の相場価格や、業者の実績数、口コミや評判をあらかじめチェックしておくのも有効です。また、事前調査がしっかりしているかどうかという点も、判断材料になります。見積もりを取ったときは、追加請求がないことを業者に確認しておきましょう。
忘れてはならないのが、複数の見積もりを取ることです。これを「相見積もり」といいます。業者によっては、「相見積もり歓迎」をうたっているところもみられます。「業者が歓迎しているかどうか」に関係なく、複数の見積もりを取って比較しながら信用できる業者を選びましょう。1つの見積もりだけですぐに決めてしまうのは、できるだけ避けたほうがベターです。このように、ネズミ駆除業者選びで失敗しないためには、実際の作業に入るまでの段取りが大変重要になります。
依頼から駆除までの流れ
ネズミ駆除を依頼してから駆除してもらうまでの基本的な流れについて知っておくと安心です。一般的に、実際の駆除作業が発生するまでは、料金がかからないのが一般的です。まずは、ホームページなどで、実績があって評判が良い業者に目星をつけます。必要な知識も仕入れておきましょう。電話やメール、サイトの申し込みフォームなどからコンタクトを取り、事前調査と見積もりを依頼します。事前調査を実施後、これをベースに見積もりを出してもらいます。ここまでは、無料なのが一般的なので、事前調査に費用が発生する場合は要注意です。
複数の見積もりを取ったら比較検討し、選んだ業者に作業を正式に依頼します。作業日を決定し、いよいよ駆除作業の実施です。早ければ1日で完了するケースもあります。しかし、一定期間トラップを設置して、後日トラップの回収や後処理が行われるのが一般的です。そして、駆除が完了したあとに、支払いをする流れになります。希望すれば、再発防止工事やダニの駆除、消毒サービスなどを追加で依頼できることもあるため、見積もり時に確認しておきましょう。
駆除方法や難易度が変わる?ネズミの種類について
駆除の対象となる主なネズミは、3種類です。大きい順に、ドブネズミとクマネズミ、そしてハツカネズミとなります。最も被害件数が多いのはクマネズミです。体長18~22センチメートルほどのほっそりしたネズミで、すばしっこく慎重な性質を持ち、尾が体より長いのが特徴です。屋根裏やダクトの上など、高い場所を好みます。非常に身軽で、配電線や水道管などを垂直に登り降りできます。用心深く、トラップにかけるのが簡単ではありません。殺鼠剤に耐性のあるスーパーラットも、クマネズミに多くみられます。一方、ドブネズミは、体長22~25センチメートルほどのずんぐりしたネズミで、尾が短く、低い場所を好みます。床下や下水管などに生息しているケースが多く、泳ぐのが得意です。
しかし、高いところに登るのは得意ではないため、屋根裏に巣を作ることはありません。殺鼠剤が効きやすく、重さがあって動きはさほど速くないので粘着シートも有効です。ハツカネズミは、体長6~10センチメートルほどの小さなネズミで、1センチメートル程度の狭いすき間にも入り込みます。クマネズミ同様、屋根裏やダクトの上を好みます。ピョンピョンと飛び跳ねるように移動するため、目視できればクマネズミとの区別は容易です。非常に乾きに強く、水を飲まずに長く生きることもできます。ハツカネズミには、殺鼠剤や超音波発生装置が有効なことが少なくありません。
被害拡大の前に迅速な行動を
「ネズミ算」という言葉があるように、ネズミは非常に繁殖力が強いのが特徴です。そのまま放置しているとどんどん増えてしまい、駆除の難易度が上がってしまいます。ネズミは、深刻な健康被害や経済的被害をもたらすばかりでなく、火災の原因になるおそれすらあります。自力駆除でできることは限定的で、リスクも小さくありません。被害拡大を防ぐためには、早めに業者に相談することが一番安全で確実な方法といえるでしょう。

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