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駆除方法

「ねずみと害虫」家に侵入されたときの被害の違いと対策法

2018.06.05


ねずみに侵入されたときの被害例
家屋内にねずみが侵入した場合、さまざまな被害が生じます。ねずみにとって民家は餌の調達ができて外敵も少なく、温度も安定している快適な場所です。繁殖期である春(3~5月)と秋(10~11月)は特に被害が増える時期となるでしょう。

・食料が食い荒らされる
なかでも被害の中心となるのが、ねずみの食料となるものが多く集まる台所です。常温で管理している野菜や果物がかじられ、米やお菓子、パンなどのビニール袋が噛みちぎられて中身を食い荒らされることもあります。

・家具や柱、電線の被害
家具や柱、さらには屋根裏の電線がかじられることも珍しくありません。ねずみはこれらの資材を食べるためにかじるわけではなく、歯を削るためにかじっています。ねずみの歯は一生伸び続ける特徴があり、本能的な行動でかじることを抑制できないのです。かじっているうちに電線が切れて、停電や漏電の被害につながることもあります。

・音や臭い
夜中にねずみが「カサカサ」と天井裏の断熱材部分を走っている音や、「カリカリ」と柱などの木材をかじっている音は耳障りで大きなストレスとなるでしょう。さらに、ねずみの鳴き声や走る音で睡眠不足や睡眠障害になることもあります。また、ねずみの糞や尿の臭いはすべて処分してきれい掃除をしてもとれず、ひどくなると板を張り替えるしかありません。ねずみの寿命は1年~2年で、死骸が残って増えていけばさらに腐敗臭は加速します。

・イエダニや菌の繁殖
ねずみに寄生していたイエダニがコンセントの穴から大量に出てくることもあります。イエダニは人間の垢やフケ、食べこぼしなどを餌としてどんどん増殖していくのが特徴です。サルモネラ菌をはじめとした病原菌をもっているねずみが家のなかを走り回ったり糞をしたりすると、家中に菌がまき散らされて感染のリスクが高まります。
害虫に侵入されたときの被害例
害虫は季節を問わず年中侵入してくるのが特徴です。害虫の代表であるゴキブリ、蚊、ノミ、コバエには特に注意すべきです。

・ゴキブリによる被害
ゴキブリは雑菌や細菌を持ち込み、食料に菌をうつしてしまいます。食中毒を引き起こすサルモネラ菌のほかにも、赤痢菌やチフス菌などの菌類はさまざまな病気の要因になるといわれています。また、ゴキブリの糞や死骸が呼吸の際に体内に取り込まれると、喘息やアレルギーを引き起こす恐れもあるでしょう。さらに、電化製品の裏側でゴキブリが大量発生すると、コンセントやケーブルなどの配線を傷つけて電化製品の故障につながります。

・蚊による被害
蚊に刺されるとかゆみやはれを生じるだけではなく、感染症にかかるリスクも負うことになります。蚊が媒介する感染症として日本国内では日本脳炎が有名でしょう。海外ではウエストナイル熱、マラリア、デング熱などがありますし、ペットがかかる病気としてフィラリアも挙げられます。世界的には、蚊の感染症の媒介によって年間で70万人以上の死者が出ているといわれています。

・ノミによる被害
ノミに刺されると激しいかゆみを伴い、紅色丘疹(こうしょくきゅうしん)、かさぶた、色素沈着、水ぶくれなどの症状が見られます。また、ノミに関連した雑菌にも感染しやすくなります。そんなノミ被害の90%はネコノミによるもので、人やペットが野良猫からノミをもらって、家に持ち込まれ屋内や屋外で増殖するという流れです。ノミは室内ではカーペットや畳の合わせ目などのホコリがたまりやすい場所に増殖しやすく、野外ではペット小屋やネコの通り道やたむろする場所が増殖しやすいポイントとなります。

・コバエによる被害
コバエは病原菌を媒介する働きをもたず、直接的に人間に害を与える害虫ではありません。ただ、熟して発酵がはじまった果物やお菓子のカスなどを好んで食し、病原菌を運んでくる可能性があります。また、コバエは繁殖率が高く、1匹のコバエから何百という卵が産み落とされます。見た目はもちろん、食品や飲み物などにコバエが集まるのは決して気分がよいものではありません。


・ねずみ対策
ねずみが家に侵入してきた際には、まず侵入口を塞ぐのが初めにするべき対処法です。1〜2cm程度の隙間があればねずみは簡単に侵入することができます。ガス管や水道管といった家屋に配管されている隙間やエアコンの配管の隙間などをコーキング剤やモルタルで塞ぎましょう。換気扇を使わないときはシャッターを閉めた状態にし、外壁が壊れている箇所は早急に修理します。窓を開ける際には網戸の設置はもちろん、1cm以上の隙間をなくす意識をもつべきです。家の掃除と片付けも定期的に行い、ねずみにとって住みにくい場所とすることを心がけてください。

・害虫対策
害虫もねずみ同様、対処法は日頃の掃除と片付けです。特に風呂、キッチン、トイレなどの水回りは清潔にしておくのが望ましいです。虫の発生源を作らないためにも、生ごみも密封する、もしくはゴミの日まで冷凍庫で保存しておく、ペットを飼っている場合は餌を出しっぱなしにしないなどを心がけてください。また、害虫はジメジメした場所を好むため、お風呂場の換気扇を使い、部屋を加湿し過ぎないようにしましょう。もちろん、換気する際には害虫の侵入に注意し、玄関や窓を開けっぱなしにしないことも大切です。


まとめ
ねずみも害虫もいかに家に侵入させないかを考え、侵入経路の遮断から対処しなければなりません。ねずみや害虫にとって住み心地がよい環境をなるべく作らないように心がけ、被害を防ぎましょう。自分で処理したにもかかわらず十分に効果がない、もしくはすべての処理が危険と思った場合は、プロの駆除業者への依頼を検討してみてください。

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